御野場中野球部

2013年08月14日

御野場中野球部

ABS news every.取材記　2013.08.12(月)

全国大会に出場する秋田市の御野場中学校野球部が秋田放送を訪れ、全国への抱負を語りました。

訪れたのは左から順に佐々木衡（コウ）監督とエースの鈴木黎（ライ）主将、センターの堀井尚也（ナオヤ）副将の３人です。

ここでこの夏の御野場中のすべての試合結果を見てみると

■東北大会
決勝戦　御野場●0-1○三沢第二（青森第１）
準決勝　御野場○2-1●秀光　　（宮城第１）
二回戦　御野場○3-0●浪岡　　（青森第２）

■県大会
決勝戦　御野場○3-0●八竜　　（山本地区）
準決勝　御野場○4-2●雄和　　（秋田１区）
準々決　御野場○1-0●西仙北　（大曲仙北３区）
二回戦　御野場○3-1●花輪第一（鹿角地区）
一回戦　御野場○2-0●鷹巣南　（大館北秋田３区）

■地区大会（秋田２区）
決勝戦　御野場○4-2●秋田北　延長11回
準決勝　御野場○6-1●泉

東北大会決勝で敗れたとは言え、失点を最小限度に抑え勝ち続けるのは見事な試合運びです。東北大会の上位３校に入ったため全国大会出場を決めました。

御野場中の野球部は17日に愛知で開幕する全国大会＝最後の大会に臨みます。
中学生も高校３年生と同じなんです。夏、チームが負けた時点で部活動が終了！
つまり、１日でも長く今のチームで野球を続けたいなら勝ち続けなければならないのです。

鈴木主将(左)と堀井副将(右)

高校でも硬式野球部や軟式野球部で野球を続けるという生徒もいます。全県チャンピオンになったと言っても中学の部活動でぱったり野球を辞める生徒もいます。

思春期真っ只中の中学生、全国大会で暴れてたくさん思い出をつくってくださいね　勲章は一生の思い出として残りますし、これからの人生に大きな影響を与えます。

野球大好き藤縄健(ケン)カメラマンが迎え撃ちました(笑)

田村の丸山中学校時代、1988年の夏の中総体地区大会軟式庭球の団体で優勝し県大会に進むことができました。
今でも覚えているのは、喜び勇んで夏の最後の思い出として出場した県大会、都会の庭球部に全くといっていいほど歯が立たなかったこと･･･手も足も出ないという表現がぴったりするほど、完膚なきまでに３ゲーム取られてあっさり負けました。何中に負けたのかも覚えていません･･･

もう１つ覚えているのは、ド田舎の丸山町から会場がある千葉市の宿舎まで遠足気分で出かけていったものの、雨のため、大会日程が順延になりました。
実はお金持ちの同級生、ちょうどそのころはやっていたNECの「PCエンジン」をカバンに入れて宿舎に持ってきたのです。みんなで宿舎のテレビに接続してゲームをしていたら、丸山町の隣の隣町、白浜町の不良と目されていた白浜中・柔道部のメンバーがすごくフレンドリーに入ってきました。

「あれっ、なんでゲームがあるの？俺らにもやらせて」ってな感じで(笑)

なんと、県下で名が通っていた柔道部だったし白浜中のメンバーと同じ宿舎でした。不良もほとんどいなかった丸山中、ましてや体も小さく、腕力も強くない田村はかなり体が硬直しました。

別に柔道部は威張っていたわけでもなんでもないんですが、初めて外敵にさらされた野生の仔馬のようにめちゃめちゃ恐怖を覚えました。ちなみにそのとき、丸山中の部屋に入ってきてゲームをやった２人は、８ヶ月後のちに安房高校で同窓生となる平野邦典くんと小原徹くんです。平野邦典くんは　以前ブログでも書いた、安房高校の同窓会の発起人の１人です。

まあ２人とも全く覚えてないと思いますが、県大会で負けたということよりも「白浜中柔道部が部屋に乱入してきた!!」というエマージェンシーアラームが田村の脳内を駆け巡っていた記憶の方が鮮明に覚えていますね。

年寄りの思い出話を書いてしまいましたが、本題に･･･

東北大会準優勝の楯