４月３日のゲストは、秋田市大森山動物園「あきぎんオモリンの森」の小松守園長です。

小松園長とは40年も前から取材協力などでお世話になっています。獣医師でもある方なので動物について、何を聞いても優しく教えてくださる方です。コロナ禍や大雪にもかかわらず雪の動物園には、1万5000人もの人が訪れたそうですよ。この冬は暗いニュースが多く、沈みがちな心を癒しにいらした方が多かったのではないかと思います。

小松園長に今シーズン、絶対に見てほしい動物をお聞きしましたら、昨年2021年11月24日にオスのパパイヤとメスのワタルの間に生まれた（サル舎「天空の楽猿」で初めての繁殖）天(テン)ちゃんを見てほしいとおっしゃいました。

目がくるっとして、おかあさんのそばで甘えている超カワイイ天ちゃん。フクロテナガザルは樹上で生活するんですって。Michikoもさっそく見に行ったのですが、本当に超かわいくて思わず笑っちゃいました。でも、お母さんも天ちゃんも黒い体毛なので、写真にとると全部黒くってお母さんと天ちゃんの動きがよくわからないのが残念です。もっと写真の撮り方、勉強しておけばよかったぁ。

お母さんが天ちゃんにおっぱいを飲ませているところは、人間とそっくりなんですって。
鳴き声も大きくって、どう表現していいのかわからないのですが「うあー！！」とか「ホー！！」とか、人間のおじさんの声にも似ていて、びっくり。面白ーい。

フクロテナガザルは他のテナガザルよりも大きく、体長が1メートル、体重20キロ以上まで成長するんですって。体長１２・３センチのまだ小さい天ちゃんの成長ぶりを見に行くのも楽しいかもしれませんね。

フラミンゴのところにもこんなボードが。飼育員さんたちが書いているのを見ながら動物を見ると、さらに面白く楽しめますよ。

大森山動物園は1973年に創立してから49年目、来年は50周年を迎えます。大森山公園には緑がたくさんあって自然環境が素晴らしいです。

小松守園長がリクエストしてくれた曲は、大滝詠一の「君は天然色」という曲です。歌詞のなかに「思い出はモノクローム、色をつけてくれ」というフレーズが気になったそうです。
今の時代は、災害やコロナ禍で気分はモノクローム。早く色をつけて、世の中を明るくしないと。それには、動物を通して、心を癒しこれからの時代を生き抜くためのヒントを得るためにも動物園に行きましょう。なにか見つかるかもしれませんよ。

３月27日のゲストは、日本プロゴルフ協会公認 鎌田ゴルフスクール ティ―チングプロの鎌田崇司(かまだ たかし)さん49歳です。

鎌田さんには、２月27日に『プロゴルファー猿』に影響され日大相撲部に入ったところまでお話いただきましたが、その後も超おもしろい人生を歩んで現在に至ります。高校2年の時に出場した東北ジュニアゴルフ新人戦で初優勝を果たすなど、かなりの活躍で大学は、ゴルフ推薦を受け日本大学に入学。もちろん、ゴルフ部に所属。大学では、あまりのレベルの高さに圧倒されます。日大ゴルフ部出身のプロゴルファーというと、丸山茂樹・片山晋呉・古閑美保・上田桃子など、多くのプロゴルファーが所属していたことは、Michikoでも知ってるほど有名ですね。

鎌田さんが入部した時、ゴルフ部には全国から1年生だけで、200人もいたそうです。日大ゴルフ部のレギュラー選考会になかなか合格できず悩んでいた時、ゴルフ好きのお父さんが「サカタさんに電話して弟子にしてもらいなさい。」とアドバイス。すぐにサカタさんに電話すると、サカタさんは「飛行機のチケットを送るから九州の福岡まで来れるか？」との問いに鎌田さんは「はい！行きます！」と…。

実は、お父さんはアマチュアで実力のあるサカタ選手にお願いするつもりだったそうですが、鎌田さんに教えた電話番号は「サカタ」さん違いで、あの有名な坂田信弘プロの電話番号だったそうなんです。でも、そのおかげで坂田信弘プロの弟子となり、九州周防灘カントリークラブ所属の研修生となることが出来ました。

しかし、プロテストを3回受験しますが、トーナメントプロの免許は取れず、その後は千葉県にあるオークヒルズⅭⅭに研修生として入り、ミニツアーに出場しながら冬季間はアメリカのカリフォルニア州サンディエゴ「アズメディア」で修業。その間、トーナメントプロのテストを３回受験しますが通らず、同時に受けたティ―チングプロの資格を取り2003年、秋田に帰ります。

秋田では、外旭川にある「エムズゴルフ工房」で、そこに来るお客様にレッスンを開始。
2004年1月には鎌田ゴルフスクールを開校。県南・県北・中央・県外への出張レッスンも。
2007年の秋田わか杉国体ではジュニアコーチを務め、秋田県ゴルフ連盟のジュニア部門のコーチに。そのあとは、あきスポキッズスポーツプラスのコーチ。秋田県ジュニアゴルフアカデミー設立・秋田文化保健センターレベルアップゴルフ教室を開校・桜スクール・ゴルフガーデンスクール・グリーンヒルスクール・八橋ゴルフスクール・能代シーサイドゴルフガーデンスクール・ゴルフショップマスターズスクールと、指導する場所はレッスン生の行きやすい場所に鎌田先生が自ら出かけ指導しています。

ティ―チングプロとは、ゴルフの“いろは”を教える先生のことですが、特に初心者にはわかりやすく指導しなければいけません。鎌田さんは常に笑顔でリラックスさせながら、しかも話術が素晴らしいので、ぴったりな職業だと思いました。お話を聞くだけで心が癒されること間違いなしです。ゴルフへの情熱は子供のころから今もずーっと続いている鎌田崇司さんを支え、安心して仕事ができるように一緒に生きている奥様に、今度お話を伺いたいなあと思いました。

3月20日のゲストは、秋田市相撲連盟副理事長で元豪風後援会事務局長の岡田 昌(おかだまさし)さんに、押尾川親方は今どんな毎日を送っていらっしゃるのかお聞きしました。

押尾川部屋は東京墨田区のスカイツリーから800mの最高の場所に間もなく完成するそうです。

2019年の１月に豪風が引退するまでは、大相撲のテレビやラジオでの中継を楽しみに観てていたのですが、最近はコロナ禍やウクライナ情勢など心配なニュースもあり、前に比べたらあまり相撲を観なくなりました。それは秋田の方でしたら、私と同じような元豪風ファンがたくさんいらっしゃると思います。（もちろん、大相撲春場所86年ぶり新関脇・福島県出身 若隆景の初優勝には感動しましたが）

いよいよ５月の東京場所から押尾川部屋の名前が出てきます。四股名がまだ決まっていないお弟子さんたちもいるのでまだ公表できないのですが、お弟子さんが５名に床山(とこやま)世話人を含めて総勢８名でスタートします。

押尾川親方の挑戦。Michikoは今までと同じく、いや今まで以上に応援していきたいと思います。
今回、岡田さんがリクエストしてくださったのは、『いなかっぺ大将』のテーマ「大ちゃん数え唄」この曲の歌詞は、まるで豪風のことを書いているようだと話しました。

＊大ちゃん数え唄　（石本美由紀作詞　市川昭介作曲　唄・天童よしみ）
一ッ他人（ひと）より力もち
二ッふるさと　後にして
花の東京で　腕だめし
三つ未来の大物だ
大ちゃん　アッチョレ　人気者
てんてん　てんかの　いなかっぺ
四ツ弱気は　見せないで
五ツいつでも　猛稽古（もうげいこ）
きたえぬけぬけ　得意わざ
六ツむしゃくしゃするときは
大ちゃん　ドバット　丸はだか
テンテン　てんかの　いなかっぺ