10月11日のゲストは、「心の花」社長、東海林大心さんのご紹介で、ＮＰＯ法人「ここはぐ」代表の小田嶋麻貴子さん（39才）。3人のお子さんのお母さんです。ほんわかとしたやさしさ溢れる雰囲気をお持ちの方です。小田嶋さんが代表を務める「ここはぐ」では、9月2日に「産前産後ケアハウス」をスタートさせました。大心社長は、すでに２回も行ってみたそうですが、とっても優しい場所だったそうです。

「ここはぐ」とは、心と心をハグしあう！という意味からつけた名前です。スタッフは、おもに子育て中のお母さんたちです。会員は助産婦さんをはじめ、産前産後ケアに携わっている方など、経験豊かな心強い方たちもいます。出産前や出産後の女性とそのご家族の応援や、育児サポートだけではなく、お子さんを亡くしてしまった方、お子さんがいるいないに関わらず、どんなかたにもゆっくり安心して過ごせる場所です。

これは、20代から80代までの「ちくちく会」のボランティアの方たちが手縫いで作った「産着」や「おくるみ」。突然の流産や死産してしまったお子さんのことも、ちゃんと送ってあげたい！という気持ちと、悲しみを受け入れながら、早く前に進んで社会生活が出来るように願って作っています。

小田嶋さんの目標のひとつ、「産前産後ケアハウス」は実現できましたが、まだまだ、目指すべき目標があります。それは、急な妊娠で困っている方たちのための「ＳＯＳ窓口」。いろいろな事情で誰にも相談できず、ひとりで悩んでいる方たちにも、ぜひ、利用してほしいというものです。このＳＯＳ窓口も来年の春ごろ実現しそうですよ！

そして、不安でどうしようもない方たちに「あなたはひとりぼっちじゃないのよ！」って伝えたい気持ちもわかりました。まだ新型コロナウイルスが収束していない今、暗いニュースが多いのですが、小田嶋さんのような方にお会いして嬉しく思いました。

10月4日の「まめだすとーく」、みちこの部屋のゲストは、ペットケアサービス「雪っこライフ」、老犬介護士でリハビリドッグトレーナーの藤原温子さん（37才）でした。

この子が、藤原家で一緒に暮らしている愛犬の「チビ」ちゃん（女の子！）。収録中、ABSの駐車場でおとなしく待っていてくれました。愛情をいっぱい注がれているせいか、優しく穏やかなお顔です。２年半前に亡くなられた義理のお母様の愛犬を引き取り、一緒に暮らすことになった藤原さんは、当時9才になっていたチビちゃんのために、犬のことを一から勉強してみようとおもったことが、老犬介護士の資格を取ることになったきっかけだそうです。

犬も人間と一緒で、年をとると認知症になったり、筋肉が減り上手く歩けなくなったり、ドックフードを食べられなくなったり、いろんな障害が出てくるそうです。小さい頃からの生活習慣によって、そういった病気を予防することもできるそうです。どんな事でも相談に乗ってあげたり、具体的に指導したりしてくれるのが老犬介護士の仕事です。一人で悩まないで、不安なことがあったら、連絡してくださいと、藤原さんはおっしゃっています。ご主人が代表を務めるペットケアサービス「雪っこライフ」に相談してください！ということでした。(☎090-7565-9333)

それにしても、「チビ」ちゃんは、藤原さんご夫妻にとって、かけがえのない存在で、大切にしてらっしゃるのがわかりました。現在11才、「ちび」ちゃんの健康寿命を延ばしてあげたい！長生きしてほしい！と藤原さんは願っています。