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2022年11月27日

声に張りがあり、とてもダンディな令和3年秋田県文化功労者・山本次夫さん

11月27日のゲストは、浮田産業輸送株式会社の浮田忠勝社長からのご紹介で男鹿市の(株)雄山閣の取締役会長・山本次夫(やまもとつぎお)さん87歳。

山本次夫さん

山本次夫さん

収録日がちょうど、山本さんのお誕生日でしたので、バースデイケーキでお祝いさせていただきました。
とても喜んで下さって、笑顔はまるで青年のような若々しさ。お年を聞いてびっくりしました。
スーツ姿が立派でよく似合っています。山本さんは昔から、洋服やネクタイは全部ご自分でお選びになっているそうです。
それに声が大きく、張りのある声で物事をハッキリと伝えてくださる方です。
ABSでは、何度も取材や中継でお世話になっています。

山本次夫さん

山本次夫さん

昭和33年(1958年)に温泉ボーリング掘削に成功し、昭和39年(1964年)に(株)雄山閣を設立。
取締役会長となった今も温泉旅館の経営の傍ら山本さんは、いろんな活動をなさっています。
その功績からたくさんの賞を受けていらっしゃいますが、全部は書ききれませんので主なる受賞や活動内容をあげてみます。
平成25年(2013年)・厚生労働大臣賞(生活衛生)
平成30年(2018年)・男鹿市産業功労者
平成30年(2018年)・旭日双光章
令和2年(2020年)度・観光振興事業功労者
令和3年(2021年)度・秋田県文化功労者(観光振興・地域活性化)
県観光連盟の理事として満足度の高い観光旅行の普及発達を促し、平成27年には秋田県温泉協会設立に中心的な役割を果たし、
同協会の会長としてコロナ禍で苦境にある県内の温泉業界のPRを精力的に現在も取り組んでいます。
また、男鹿市観光協会の役員としてナマハゲ伝道士制度の創設・なまはげ太鼓の活動
ハタハタの観光活用、男鹿・イタリア魚醤フォーラム開催など世界に向けた男鹿の食文化のアピール
ジオパーク認定に向けた見学会や講演会の開催など交流人口や関係人口の拡大に貢献。
今回、山本さんを紹介してくださった浮田忠勝さんは男鹿をこよなく愛し地域のために頑張っている方です。
山本次夫さんも男鹿を愛し、頑張っているかたです。
同じ様に素晴らしい生き方をしているお二人。

山本次夫さん

さらに驚いたことにお住まいになっている家も浮田社長と山本さんはお隣さんどおしなんですって。
お互いが尊敬し合っているようで、人間の生き方としてとても羨ましくさえ思いました。

2022年11月20日

「ペストの古今東西~感染の恐怖、終息への祈り」秋田大学教育文化学部名誉教授・佐々木和貴先生おすすめの本です。

佐々木和貴さん

佐々木和貴さん

11月6日のゲストは、秋田大学教育文化学部名誉教授・佐々木和貴先生
佐々木先生は、25年間も秋田放送ラジオのパーソナリティでした。「花咲けねんりん俱楽部」がスタートしたのは1995年6月。
番組のタイトルは少しずつ変わりましたが、2020年3月まで番組のレギュラーパーソナリティとして務めて頂きました。
2022年4月から番組名が「まめだすとーく」となってからも、佐々木先生のお話を聞きたいというリスナーさんたちからのご要望に答え時々おいで頂いているのです。
今回は、9月30日に秋田文化出版株式会社から発行された「ペストの古今東西~感染の恐怖、終息への祈り」という本を紹介して頂きました。
この本は秋田大学教育文化学部の准教授である内田昌功・佐々木千佳・佐藤猛・羽田朝子先生たちから執筆をお願いされ快諾。
第3章には佐々木和貴先生がお書きになった「ペスト禍のシェイクスピア」という文章も載っています。
コロナ禍がなかなか収まらない今だからこそ、どうやってペスト禍を乗り越えてきたのか、歴史や美術作品から学ぶことができます。
写真や絵がたくさん載っているので、わかりやすく、あっという間に読むことが出来ましたよ。

佐々木先生は、今も週に2回は秋田大学で授業を担当されているそうです。新型コロナの影響でオンライン授業が続いていたのですが、ようやく対面授業が出来るようになりオンライン授業だった時は、高校生の延長のような学生たちも、ようやく大学生になったという実感を味わっているそうです。
広い教室のなか、マイク無しで講義をしているせいか、相変わらず先生の声は心地良い明るい響きのある声でした。

佐々木和貴さん

次においで頂く時には、コロナ禍が完全に収まっているといいですね。

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