2008年9月10日(水)
賀内です。
「楽しい観光地情報」は、秋田の地ビールのお話でした。
横浜で開催された「インターナショナル・ビアコンペティション」で、 秋田市の「あくらビール」の地ビール「ショコラーデンビア2008」が金賞、「ビスケットバイツェン」が銅賞を受賞しました。
このビールを作った、醸造長の長谷川さんに話を聞きました。でき上がるまでのご苦労もさることながら、長谷川さんの新説は興味深いものでした。
「地ビールファンには鉄道マニアが多い」のだそうです。わかりますか?
長谷川さんは、ビールを作るだけではなく、お店にも顔を出して、お客様との会話を大事にしています。その中には、県外からわざわざ「あくら」のビールを楽しみにしてやってくるお客様もいるのですが、なぜか鉄道マニアが多い。県外からのお客様に「ひょっとして鉄道がお好きですか」と聞くと、けっこう的中しているのだそうです。
その理由として長谷川さんは「鉄道マニアは、ローカル線に乗るために全国あちこちを歩いている。行った先の駅頭などで地ビールを見つけて、はまっていくのではないか」と説明してくれました。
きょうも、どこかの地ビールレストランで、鉄道愛好家が一杯のビールで旅の疲れをいやし、「明日は○○線のキハ48に乗って帰ろう」 などと思いをめぐらせているのでしょうか。