ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS
2008年9月26日

2008年9月26日(金)

賀内です。

毎日放送している「ジャパネットたかたラジオショッピング」で、今日は「フードシーラー」という新製品が紹介されました。なんだかおわかりですか?

肉や野菜を真空パックにして、長期保存できるように密封する作業が、自宅で手軽にできる機械です。お店では、ハムや豚の角煮やトウモロコシなどを真空パックにして売っていますが、あれが自分でできるというんですね。おもしろそうです。
食品をどうやってパックにするのか、ジャパネットたかたの川淵さんが電話で説明して下さるのですが、いささか説明しづらそうな様子。話を聞いていた私は、テレビショッピングで見たことのある「布団圧縮」と同じかな、と思って、「あの、布団をビニールに詰めて、掃除機で吸引すると、布団がぺしゃんこになって収納できるアレみたいなもんですか」と聞くと、川淵さんは「そうです、それです」と、ツボにはまってウケてくれました。
一瞬「素(す)」になってた川淵さん、かわいかったです。

2008年9月25日

2008年9月25日(木)

賀内です。

番組には毎日、メールやお問い合わせをいただきますが、きょうはこんな電話がありました。

「両隣が農家で、モミの乾燥機とモミすりの音が一晩中続いて眠れない」
稲刈りの時期、あることのようです。

ただ、夜中も音がしているのは、何か理由があるのかもしれません。
ラジオを通じて「農家で、理由がわかっている方、教えてください」と呼びかけたところ、
農家のかたから即座に反応がありました。

「お米の水分は、田んぼにあるときは21%くらい。これを14〜15%にしないと出荷できないので、乾燥機を使います。夜に機械を止めてしまうと、米の質が悪くなってしまいますので...」

能代の農家のかたからは
「日中刈り取ったモミを乾燥機に投入し、翌日までに乾かして乾燥機をあけないと、次の日の稲刈りができません。夕方から翌朝までフル回転です。もみすり機も、狭い作業小屋では保管スペースが限られるので、次から次へ作業するのです」
「農家が少なくなり、農村部もサラリーマン世帯が多くなり、乾燥機やもみすり作業の騒音問題でトラブルも聞かれます。私は、一番うるさいもみすりだけは深夜に行なわず、日中にするように工夫しています。乾燥機の音だけは止められないのが実情です」
やはり、理由があったんですね。音はするのですが、米の品質のため、乾燥させないわけには行かない、ということです。
番組でよく「おいしい新米」などと私どもは言いますが、乾燥やもみすりで苦労している人、騒音に悩んでいる人もまた、いるのです。悩ましいところです。

きょうは明快な結論を出せなくて、すみません。

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved