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2015年9月9日

赤の広場に上がる竿燈

9/9(水)「あさ採りワイド秋田便」
前回は、秋田の竿燈が米子の「万灯」と共演したというお話でしたが、今回はなんと!
ロシア・モスクワの赤の広場に登場です。

スパシカヤ タワーフェスティバル

世界の軍楽隊や民族舞踊団などが一堂に会して開かれる「スパシカヤ タワーフェスティバル」に、日本の祭りの代表として、演技しているのです。
秋田市竿燈会の藤原賢一会長に、電話でお話を伺いました。
モスクワは最高気温が15度だというんですね。秋田市の10月中旬並みの気温です。
はんてん姿では寒いだろうと思いますが、幸い風もあまりなく、モスクワの空に高々と4本の竿燈が上がったとのこと。
このフェスティバル、演目は各国の軍楽隊の演奏がほとんどだったそうですから、竿燈は、それとはまた違った趣向として注目を浴びたと思いますね。

連日の秋雨で、ぐっと涼しくなりました。
いただくリクエストも、お天気や秋の気配を反映しています。
「九月の雨(太田裕美)」「雨のウエンズデイ(大瀧詠一)」などなど。
来週はどんなリクエストになるか、楽しみです。

2015年9月4日

ふるさとで演奏するトランぺッター

9/4(金)「あさ採りワイド秋田便」のゲストは、由利本荘市出身のトランペット奏者、佐々木大輔さんです。
鶴舞小学校でピアノとホルン、本荘南中学校ではトランペットとチューバ、本荘高校ではトランペット、と、音楽にどっぷり浸かった十代を過ごしたあと、上京して音楽大学に入り、今はプロとして活躍しています。
佐々木さんはロングヘアを結んで、細面でいつもニコニコ、「愛想のいいキムタク」という印象で(適切な例えかどうか…写真をご覧ください)、インタビューに応じてくれました。

トランペット奏者、佐々木大輔さん

メカが好きで、理工系の大学を考えていた佐々木さんが、音楽に進もうと方向転換したのは高校3年の時でした。
高校の教員だったお父さんを説得して音大に進み、プロとして演奏するようになってからは、地元で演奏するたび、息子のステージに足を運んでくれていたそうです。
私も由利本荘は知らない土地ではないので、「鶴小」(鶴舞小学校を地元ではこう呼ぶ)、「本高」(ほんこう=本荘高校)など、ローカルな略語が飛び交ったり、今はもう取り壊されてしまった本荘文化会館、新しくできたカダーレの話も出て、楽しい時間でした。

「生演奏を聞かせてくれませんか」という、こちらのわがままな要望を聞いてくださり、佐々木さんはトランペットをスタジオに持ちこんで、ルイ・アームストロングの名曲「What a wonderful world」を聞かせてくれました。
観客が私ひとりという、きわめて贅沢な時間でした。

その佐々木さんは9/5(土)、鳥海高原花立牧場のイベントで演奏します。
なんと1日4ステージだそうですが、ふるさとで演奏するというので、気持ちも高まっているんじゃないでしょうか。
同級生や友達も、見に来るんじゃないかな。

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