2012年3月16日(金)
鶴岡です。
東日本大震災から一年が経ちました。
今週は「東日本大震災から1年 新たな一歩」というテーマで被災地の状況や復興に向けた取り組みを紹介してきました。
今日は、福島県出身の大学生らで結成された復興支援団体「ふくいまの集い」をご紹介しました。
賀内さんのお隣から(反時計回りに)
遠藤大輝さん(秋田大学 教育文化学部1年)...浪江町
佐藤隆亮さん(秋田大学 教育文化学部3年)...いわき市
管野理通さん(秋田大学 教育文化学部2年)...相馬市
古農綾さん(日赤看護大2年)...浪江町
です。
震災当日、大学入学前だった遠藤さんは福島県浪江町で被災しました。入学後、宮城県や岩手県でのボランティア活動に参加してきました。「秋田からでも福島支援できる」と呼びかけて、賛同の輪が広がりました。
昨秋立ち上げた「ふくしまの集い」。
初めに何をしていこうと話しあったのか?と尋ねると、最初に集まったときには、「福島の事について話した」ということでした。
今は、福島から秋田に避難してきている子どもたちを中心に交流しています。教職志望の多い教育文化学部の自分たちが出来ることは勉強を教えることだと考えているそうです。
4人とも、大学卒業後は福島にUターンすることを考えています。
福島のために何ができるのか?しっかりした考えを持っている立派な4人でした。1年後、震災から2年というその時にも、またお話をうかがいたいと思いました。
秋田放送では、今週末秋田市の秋田拠点センターアルヴェで「みんなの防災inあきた」を開催します。是非、みなさんお越し下さい。