2013年5月10日(金)
賀内です。
金曜の「あさ採りワイド」は、帝国書院の「歌がつむぐ日本の歌」から、ご当地の歌をご紹介していますが、きょうは北海道の歌。
「大空と大地の中で」
「函館の女」
「恋の街札幌」
「襟裳岬」など、
北海道は歌になる土地だなあというのが実感です。
お聞きの皆さんから、思い出も寄せていただきました。
青函連絡船で船酔いしたかた、
SLで旅したかた、
高校時代の夏休み、
三年間毎回北海道を自転車で走ったというかた、
中には、札幌のタワーに登っていたら日本海中部地震で揺れた、という体験もありました。
雪まつり、ビール園...
楽しい思い出が次々寄せられました。
北海道は「一回行けばいいや」というところではないんですね。また行きたくなってしまうのが北海道ならではの魅力です。
海の幸も乳製品も、ジャガイモもトウモロコシも「北海道」というだけで、もうおいしそうに感じてしまいます。実際、おいしいのですが。
三年前の夏、私は、旭山動物園でペンギンを見て、札幌のビール園でジンギスカン、さらにラーメン屋にも寄ってという、もう、この上ないベタな旅をしましたが、いやー、楽しい日々でした。
小樽にも行きました。駅を降りると、運河に通じる広い道がゆるやかな下り坂になっていて、左右の店からイカ焼きやトウモロコシの香りが漂ってきます。
ガラス細工を見ようと歩いて行ったら、運河のあたりから、楽器の音が流れてきます。
なんとこの日は、年に一度のジャズフェスティバルの日で、野外ステージで終日演奏が続き、客席では飲食自由、昼からビアガーデンのようになっています。
ガラス細工はたちまちかなたに遠ざかり、私は偶然に感謝しながら、ビールにのどを鳴らし、ライブを満喫したのでした。
こんな思い出がずっと楽しく残るのも、やっぱり北海道です。