びわ・枇杷・ビワ
前回、旬の「果物クラブ」を取材した模様をブログに書きました。
田村のふるさと南房総市にも旬の果物があります。
それが「枇杷」です。びわと読みます。
琵琶湖の「琵琶」びわとはちょっと違いますが、イントネーションは同じ頭高の「びわ」です。
びわ 枇杷 ビワ loquat
国内で生産量が多いのは長崎県で、千葉県は第2位。
千葉県でも南房総市(旧 富浦町(とみうらまち)や 旧 富山町(とみやままち))が産地です。
「房州びわ」というブランドで親しまれている高級フルーツでございます。
明治時代から皇室に献上されています。非常に大粒で、瑞々しいのが特徴です。
枇杷のよこっぱら
とにかく花や果実が寒さに弱いため 冬の間、黒潮で温暖な気候がつづく安房地域が、びわ栽培の北限となっているよう
です。秋田で農産物として出荷するのは不可能です。
莫大なコストを使ってストーブを炊いてビニールハウスで枇杷の木を栽培しない限りいい実がつかないでしょう。
枇杷のおしり
この枇杷を同級生が毎年贈ってくれます
高校の同級生の川崎正幸くん、通称マ−です。
家で枇杷の木を栽培しています。
ビワの枝部分
X JAPANのYOSHIKIとToshilと、田村が卒業した千葉県立安房高等学校での同級生で、2008年のセンバツ甲子園に初めて出場した硬式野球部のOBでもあります。
真っ赤な400ccバイクの後ろに乗せてもらい千川通りや明治通りを制限速度で疾走。
マーの背中にしがみ付きながらカーブを曲がるとき思わずリーンアウトしてしまい、注意されたのがもう20年も前の話・・・
当時ボクシング部だった田村には「はじめの一歩」を1巻から18巻までくれました。
また蛇足の蛇足で「ドン・キホーテ府中店」と「じゅんさい」と「瑞慶覧」という沖縄の苗字を教えてくれたのがマーです。
そんな同級生(笑)ですが? 今年もわざわざ枇杷を贈ってくれました。毎年本当に感謝してます。
房州びわの皮を剥いたところ ピンボケ
とっても上品な甘さの果実です。瑞々しくてやわらかい酸味と優しい甘さがある
枇杷の断面と種。種は果実酒にする人もいます。楽器の琵琶に形が似ているでしょ?
旬も短い果実であり、カール・ルイスぐらい足が速い、いや足が早い果物です。
本当に日持ちが悪く、もらったらすぐに食べるのがベスト。
マーにはじゅんさいやその他、秋田でナイト、いや秋田でなければ手に入らないようなものを忘れた頃に贈っています。
秋田の味を房総で堪能してもらえたらと思っています。
先日取材した湯沢市三関産のチャーミーチェリーとの大きさの比較。タバコか100円玉をおこうと思ったのですが、タバコは吸わないし、食べ物だったので硬貨を近くに置くのをやめました。佐藤錦はナイスなサイズでした。
秋田で枇杷を食べるともうすぐ7月だと実感します。
貧弱貧弱ゥ~~ッ 贅沢贅沢ゥ~~ッ。高いから旨いんじゃあなくて、おいしい上に数が少ないから価格が上がるんですね
なぜこのブログはビワとかびわとか枇杷の表記を混在させているかって?
そりゃ検索したらひっかかるようにです。
両親も頂き物を転送してくれます、感謝
生まれて初めて三省堂の漢字辞典「漢語海」で「枇杷」の字の意味を調べてみました。
「枇」食べ物をくみ取る用具 しゃもじ さじ
「杷」農具の名前 長い柄の先に歯のついた木を取り付けたさらい
英語では「loquat」ロウクォットでした。