豪雪
ABS news every.取材記 2014.1.23(木)
1/23(木)は寒い取材でした。
6月になってしまうと、よほど高地にいない限り雪の冷たさと寒さを忘れてしまいます。
真夏日をすでに県内でも記録しているので、寒い写真でも見て暑さを忘れてください。
単純に、更新がおそくなったので理由をこじつけで書いてみました。
今年の冬は県南で雪の量が多く観測されました。
横手市など県の南部では、積雪が例年の2倍から3倍になっている地域もありました。
みなさん、もうお忘れではないでしょうか?
意外と気付きにくいのですが、秋田市でも一部の地域では結構雪深い地区があるんです。
青森市の酸ケ湯が豪雪地帯でよく全国ニュースでも取り上げられますが、青森市の中心部はあんなにすごいわけではありません。酸ケ湯が青森市でも山にあるからああなっているだけです。
同じように、秋田市でも市町村合併した「旧雄和町」の大正寺では積雪が1mを超えています。
もっさりどっさり積もっています。
秋田市の内陸南部・大正寺(だいしょうじ)地区です。
この時期の大正寺地区の積雪は、平年の倍以上となる1mを超えています。
おっ これバス停だ!
気温が低い状態が続き、雄和南体育館でも 積もった雪が消えず、みなさん除雪に追われていました。
カメラは映像制作部 藤縄健(ケン)くん。先輩の田村によく菓子パンをくれます(笑)
工藤興業の駐車場では・・・
まるでリーゼントです
秋田市も内陸南部になると、こういう地区があるということをみなさん覚えておいてください。
住所で言うと雄和新波(ユウワアラワ)という所です。
ちなみに雨がよく降るところでもあります。
山間にあるため、雲が山にぶつかりよく降水量が記録されるのかもしれません。
県が内陸南部の大雪で設置した災害対策本部ももうすでに廃止されていますが、死者が17人で、リンゴなどの農業被害は16億円を超えています。
真冬でも霜が降りない南房総市の千倉や白浜に住んでいると、雪で人が死ぬというイメージがつかないと思います。
首都圏に住む人は、雪は白くて冷たくて、降れば楽しくて、犬のごとく庭を駆け回るとは思います。
しかし東北・北海道では、やっかいなものと見られるケースも多々あります。
秋田の人に「鹿児島の火山灰の大変さを分かってくれ」と言っても分からないのと同じかもしれませんが、雪はそんな一面もあるものだと頭の片隅にでも覚えておいて下さいね。
あと6ヶ月ほどすると秋田にもまた雪の季節がやってきます。
う~ 後味の悪い締めコメントだ・・・