ABS news every.取材記　2014.1.23(木)

冬に自然現象のひとつ氷柱。
ツララ、つらら、氷柱･･
雪が積もり、少しずつとけてそれがまた固まって形作られていくツララは２つと同じものはありません。

元甲子園球児　秋田高校のエースで現在の報道部の菅原朗仁デスクから「つららが見たい」という要請を受け(笑)
１日取材でツララ企画にしてしまいました。しかも大正寺の豪雪を取材して、そのままストレートニュースに原稿を書いて編集して、それとは別に同日ツララで５分企画を作った忙しさ･･･クオリティは別にして結構しんどかったです。汗を流したぶん、ツララがとけてしまうかと思いました。

町でみかけたツララの数々

秋田市御所野元町のツララからご覧下さい

ムービー撮影は映像制作部・藤縄健くん。コロッケありがたう

秋田市御所野のタマホームです。
B.G.Mはもちろん「DEEP PURPLE」の「Burn」。

窓を開けると「バーン」と出てきた巨大なツララ

縄暖簾のようなすばらしい氷柱。見事です

飛び込みで取材をお願いしたところ、快く受けてくださいました。感謝申し上げます
屋根の雪が店内の暖かさで融けて毎年出来上がるそうです。

こんどは秋田市雄和大正寺の交差点の信号の氷柱

湯沢市の小安峡ちかく、県境まで26km標識のツララ

（撮影　当時県南支局の渡邉小牧記者）

小安峡大噴湯は･･･

（撮影　今は本社報道部の渡邉小牧記者）

地層の割れ目から噴き出す98度の高温の蒸気がツララをどんどん成長させています。
幅80m 高さ20mになるという巨大なツララは、地元では『しがっこ』と呼ばれ愛されています。

では、毎日フル出動の除雪車に出来た氷柱

（撮影　先日久しぶりの野球取材をした渡邉小牧記者）

川反の川沿いの店のツララ

湯沢の住宅街のカーブミラーに出来たツララ

（撮影　酔うと元気な渡邉小牧記者）

住所で言うと秋田市寺内、国道７号沿いの倉庫に100mにわたってツララの簾が出来ていました。

全農物流(株)　秋田支店倉庫の氷柱です。

街で見かけた氷柱・ツララ・つらら

千葉県の南房総市の場合、５年に１度ぐらいしか雪が積もりません。イコール氷柱はできません。

初めて秋田でツララを見たときのことは、忘れてしまいましたが、いずれ雪国でないと見る事はできません。
解けた雪が垂れ落ちて、再び固まり･･･ を繰り返すと出来る氷柱は、雪国だけが味わえる天然の芸術品です。

きっと子供だったらたろんぺ（秋田弁）をポキッと折って、しゃぶりながら帰るんだろうなと思いました。

浦沢直樹さんの名作中の名作「MASTERキートン」では、主人公のキートンがスリングショットを使う殺し屋をつららで一撃食らわせました。

氷柱を凶器にして魔法瓶に入れて痕跡を隠すと言うトリックも、推理小説であったような･･･

さすがに５月では氷柱が頭上から落ちてくる心配もありません。来年は頭上にもご注意ください。