馬肉シチュー
ABS news every.取材記 2014.3.26(水)
ローカル線が誇る絶品の味が家でも食べられるようになりました。
秋田内陸線の阿仁合駅で提供されている名物の「馬肉シチュー」がレトルト食品として販売されることになり、県庁で試食会が開かれました。
県庁の知事室の向かいにある応接室で
あーむ うほっ しかし、知事の食リポ 音活かし(オン)今回も使えず・・・
レトルト食品でありながら佐竹知事も納得の逸品がこちら
馬肉シチューだ!!
これは秋田内陸線の阿仁合駅の食堂で出されている「秋田県産プレミアム馬肉シチュー」です。
このほど認知度を高めようと、レトルト食品として販売されることになりました。
700年の歴史のある鉱山の町・阿仁では、体力健康維持のため馬肉が長年食されてきたとのこと。
地元・松尾牧場の馬肉と内陸線のコラボレーションで出来たシチューです。
馬肉シチューを考案したのが阿仁合駅の「こぐま亭」で腕を揮う麻木昭仁(あさきあきひと)シェフ。
洋食一筋三十余年 大ベテランでございます
1960年の旧鷹巣町生まれで、大阪辻学園日本調理師学校を経て、1980年にはエグゼクティブもよく利用する老舗中の老舗 西洋レストラン「アラスカ」に入社。アラスカに26年在籍して横浜の戸塚店で料理長を務めるなど経歴は一流です。そしてふるさとに帰ってくると同時に、2011年には「こぐま亭」の責任者として就任。
そこで新たな馬肉の魅力を引き出した「馬肉シチュー」を開発したのであります。
「アラスカ」にで調理していたベテランシェフが試作を重ねて、レトルトとして作り上げた一品です。
麻木シェフの隣で食リポ
田村と麻木シェフとの会話の一部始終・・・
田村「馬肉って肉質が細かくてすごく上品なんですよね。
その中にまろやかさとコクとうまみがぎゅっと入ったデミグラスソースが入ってる感じがしました。
味のポイントはどういうところにあるんですか?」
麻木「実はお肉ひとつひとつ焼き色つけてるんですね。
その香ばしさをデミグラスソースに馬肉のうまみと共に移すというのがコツです」
田村「デミグラスソースのポイントはどこにあるんですか?」
麻木「そのまま使うんじゃなく汁を詰めるっと言うか、凝縮させるんですね。それで独特のコクを出しまして」
田村「詰めるっていうのはどういうことなんですか?」
麻木「量が鍋ぐらいあったものを、煮詰めて少なくするんです」
つまりは美味しいところがギュッと詰まってるに決まってます。
北秋田市鷹巣産の馬肉を贅沢に使った馬肉シチューは1人前200[g]で1300円。
レトルトにしてはやや高価ですが馬いっす、いや旨いっす。
麻木シェフも記念日など特別な日に食べてほしいと話していました。
なおこのシチューを頂いたあと、社長退任が明らかになりました。
2011年12月に就任した酒井社長
秋田内陸縦貫鉄道の酒井一郎(いちろう)社長が任期を1年残して退任することが明らかになりました。
今のところ6月の株主総会と取締役会で辞める見通しです。
そんな話はさておき、馬肉シチューのレトルト食品は内陸線の阿仁合駅や車内などで販売されています。
また、東京の秋田のアンテナショップでも販売中!
おまけ
内陸線キャラクターの「森吉のじゅうべえ」。熊肉じゃなくてよかったね。熊肉シチューって売れないですかね 麻木シェフ?
ヴィジュアルスペース中村茂昭カメラマンの後ろでさりげなくVサインを出す「じゅうべい」
3月当時はニュースキャスターで田村のブログに掲載されることを期待していた八橋本町のKアナウンサー(笑)