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2014年05月6日

駆け込み需要1

ABS news every.取材記 2014.3.3(火)

消費税8%への引き上げまで1か月を切った3月始め、県内でも増税を見越した動きが活発になってきているということで、取材してきました。

そこで各所取材してきました。

まず秋田市の「秋田スズキ」は・・・

軽自動車を中心に24種類の自動車を扱っていて、今年に入ってから販売台数が大幅に増えているんです。


ちなみに秋田スズキを取材したのは、まもなく2年生・素直で何事にも一生懸命のとりくむ坂谷哲史(サカヤノリヒト)記者と、ベテラン・秋田ステージの吉川博カメラマン。

青いグラフが前年の受注台数、赤いグラフが今年の受注台数。
前年に対して、3倍ないし2倍の受注で、車種によっては全国から注文が殺到し、工場の生産能力が追いついていないとのこと。

店舗の車の平均価格は約150万円ですから、消費税率が5%→8%に上がった場合、40000から50000円程度の差額が生じます。

販売店にとってはまさに嬉しい悲鳴です。


秋田スズキの石黒佐太朗(イシグロサタロウ)。営業推進部長は、マティログさんと秋田高校時代の同級生。バンド活動を一緒にやっていたという噂も・・・

一方、秋田市の「ケーズデンキ秋田中央店」でも、駆け込み需要の効果が表れているそうです。

テレビは五輪で一段落、それよりも冷蔵庫や洗濯機、エアコンの白物家電がよく売れているそうです。
白物家電とは、生活に関係した生活家電の総称。
特に今回の駆け込み需要が見られるのが冷蔵庫です。
ボーナス商戦のときに最も売れるらしいのですが、いまはその時期に近い状態で毎日20万を超える大型の冷蔵庫が売れているそうです。

エアコンも同じで、比較的低調なこの時期に毎日必ずお客さんが購入していくとのこと。

取材した売り場の芹田良太(セリタリョウタ)さんは
「消費税って言葉に出さなくても消費税の流れに後押しされてるような感じで、
 ぷらーっと見に来て、たとえばエアコンを購入するとき、新築のお客さんの場合、
 リビングだけじゃなくて子供部屋も含めて一気にまとめて買っていく場合もある」
と話してます。


芹田さんは以前もインタビューに答えてくれました

単純に単価が高いものはよく売れるんだろうな、と感じました。当たり前といえば当たり前ですね。
世の中では「駆け込み需要」と言われています。

田村の暮らす秋田県は「大都会」ではありません。
景気回復の実感がない企業も多い中、4月以降は家計の負担も少なからず増えました。
買い控えなどによる、いわゆる反動減を最小限にして日本経済を成長させていけるか?

政治そしてアベノミクスの真価が問われる新年度だなと思います。(ブログを書いているのは5月ですが・・・)

蛇足です。秋田県は大都会じゃないといいましたが、以前、能代工業高校出身で和洋高校のバスケ部をめきめき強くしている松岡圭一監督が
「秋田県はバスケに関しては大都会だと思ってるんで・・・」。

十数年前の素敵なコメントでした。

休んだら負け、オールコートでブログを更新してこそ、その先が見えてくる(←??)

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