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2014年05月6日

値上がり

ABS news every.取材記 2014.2.3(月)

円安や海外情勢による値上がりは、私たちの身の回りのほとんどがその影響を受けています。

食料品や生活用品、そして電気料金などの相次ぐ値上げ。
景気回復のため、と我慢を続けている各業界も我慢の限界に近付いているようです。


またまた撮影は青森出身・竹内誠カメラマン

消費税が上がる前の2月におじゃましたのが、秋田市外旭川のお好み焼き店「とんぼ亭」です。

こちらのお店の人気メニューの1つシーフードミックスは、食材のほとんどが値上がりしています。


個人的には妻の影響でもんじゃ派です

仕入れ価格を1年前と比較すると

食用油の原料・大豆の輸入価格の高止まりで、マヨネーズは10%値上がり。

ほとんどが輸入のブラックタイガーは、現地の品薄もあって4割増し。
   
干し海老は30%値上がり。
また原油価格の高騰や産地の品薄も手伝って牡蠣は25%、ホタテは20%、
生地に使われる小麦粉やキャベツも含め、お好み焼きの材料のほっとんどが値上がりしているんです。

「3割上がったから商品を3割上げるということは 、お客さんの身になれば有り得ない。
 これからもうちょっと上がるかもしれないのに、
 その日また上がりました、消費税もあがりましたって、何回も値上げしなきゃいけない。
 ギリギリやれる範囲内でどこもみんな我慢していると思う」

とコメントしていたのは鈴木幸代店長

さらにこの店では、ほとんどの鉄板に電気が使われているため、去年7月に実施された電気料金の値上げが追い打ちをかけました。

以前と比べると万単位のかかり増しになっていますが、東北電力は4月からの消費税増増税分も見据えて、電気料金の値上げを経済産業省に申請しています。

同時に消費税増税は全ての食材が影響を受けるため、4月以降は値上げせざるを得ないと話していました。

鈴木幸代店長は
「値上げはしたくないけれども、中身を見てその利益率を鑑みて調整して、沢山上乗せしないように考えながら、1品1品チェックして値段を決めなきゃいけない」
と話していました。


鈴木幸代店長です。飲食店は本当に大変なんです

9割以上の客がお好み焼きを注文すると言う「とんぼ亭」では
「今後もおいしいお好み焼きを提供することで、お客さんの理解を得て行きたい」
と話しています。


シーフードミックスうまそーだな byジムシー

こんな風に熱い鉄板近くで撮影してくれる竹内さん

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