稲庭中華そば
ABS news every.取材記 2013.12.3(火)
秋田のうどんといえば、ツルツルっとした食感が特徴の『稲庭うどん』 しかし、最近は違う「稲庭」が人気です。
稲庭は稲庭でも、うどんではなく「中華そば」!
300年以上続く稲庭うどんの製法を生かして作られた『稲庭中華そば』が注目を集めています。
12/03(火) いつもの土産店「あきた県産品プラザ」を訪れると・・・
おっ 県知事賞!
県の特産品を広めるのと同時に、新商品の開発を呼び掛ける「県特産品開発コンクール」という制度があります。その加工食品部門の最優秀賞に「稲庭中華そば」が選ばれました。
食品担当の渡辺明美さんもよく商品のことを尋ねられるそうです。
どこで作っているのか、それは当然湯沢市「稲庭」町(ちょう)の「佐藤養悦本舗(さとうようえつほんぽ)」です。
同業他社と似ているのでお間違えのないように(笑)
「稲庭うどん」を製造している工場の一角で行われているのが中華そば用の麺づくりです。
去年2月、東京のラーメン店から開発を依頼されたことがきっかけで始めたそうです。
なお家庭向けに開発した商品は、発売から8か月で6万食を売り上げているそうで・・・ 人気です
こんな風に麺を作ってるんですねー。写真の佐藤養悦本舗。
佐藤信光社長曰く「日もちする乾麺文化を日本と世界へどんどん発信して秋田の魅力を伝えられるように育ったらいいと思う」
撮影は渡邊小牧くん
稲庭うどんとオリジナルブレンドの北海道産小麦粉を原料に使っている麺は、2日かけてじっくりゆっくり乾燥させることで、独特の滑らかなのどごしを生み出しています。またスープにも比内地鶏や地元の醸造会社の醤油が使われているそうです。
麺の物撮り(ぶつどり) 箸入れ(はしいれ)
カメラの秋田ステージ宮崎淳くん、真剣に獲物を捉えます(笑)
そして佐藤香奈ちゃんもカメラアシスタントと麺アシスタントを務めてくれました。実はラーメンのリポートいわゆる食リポも。そこらのアナウンサーよりよっぽど上手でした。
いつも皆さんに支えられて取材ができています 感謝!
まだ業務用としては県内のラーメン店は扱ってないようですが、県内のラーメン店でも「稲庭中華そば」をお目にかかれる日が来るかもしれません。
ラーメン好きの東北共立・石川裕之さん お元気ですか?MMTでも放送されたとか・・・ うまかったですよー。秋田でも新しいラーメン店、徐々に開拓してます。また仕事できる日を楽しみにしてます。