ハタハタの日
ABS news every.取材記 2013.12.6(金)
「毎月29日は にくのひー」なんていうCMもありますが、12/6は「ハタハタの日」です。男鹿市商工会が2008年に制定した日です。季節ハタハタの初漁日が統計的な平均で12/6だったってことから、ハタハタを多くの人に知ってもらおうとこうしたアニバーサリー的な日を設けてイベントなどを毎年実施しています。
この日、田村は男鹿市4か所を巡りました。
まず北浦の男鹿温泉交流会館「五風」前で行われた神事の様子を撮影。
みなさんハタハタの大漁・豊漁それにハタハタの消費拡大を願っています。
「五風」はこんなところにあります
【五風】ごふう
男鹿温泉交流会館、あるいは紀行家・菅江真澄の男鹿の5冊の図絵集の総称
「男鹿の秋風・男鹿の春風・男鹿の涼風・男鹿の島風・男鹿の寒風」が男鹿五風
図絵集にちなんで名づけられた。
反対側からのロング
きょうは午前中、男鹿市商工会や観光関係者10人以上が法被を着て神事に参加しました。
撮影は秋田ステージ吉川博カメラマン
こんなトーテムポールのような木彫りも・・・
そして、午後にはJR男鹿駅前で無料のハタハタ汁が振る舞われました。
ハタハタ汁は昆布で出汁をとった味噌仕立てで、地域で食べられている料理のひとつです。
男鹿市商工会の婦人部、いや「女性部と言って下さい!」と熱弁されましたので、女性部のみなさんが地域の人たちや観光客のために200人分を用意しました。
12/7も11:00頃から提供されたそうです。
千葉県からの団体客(社員旅行)が来ていました。千葉県からの個人客も来ていました。ようこそ千葉から秋田へ
ところで肝心のハタハタ。漁の状況は...
北浦漁港にやってきました
地元の漁師に話を聞くと 12/6の時点では「ぜーんぜんだめ。網あげたら、女の子3匹だけしか入ってない(笑)
船川などでは獲れているんですが北浦はちょっと出足が悪いようですね・・・
まだ本格的な時化や寒波も来ていないため、本隊がまとまって来ていないんでしょう。
(´・ω・`)ショボーン
一方で船川漁港は好調でした。
ハッハッハ これぜんぶハタハタ
一方、男鹿半島の南側の船川漁港ではこの日だけでも5t近くの水揚げがありました。
男鹿半島周辺も北側と南側では海底の地形も異なるため、ハタハタもまだ産卵場所を選んでいるのかもしれません。
秋田ステージ吉川博さん。天気映像もありがとうございました。