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2013年12月18日

手作りのおばこ号

ABS news every.取材記 2013.10.2(水)

秋田市の県立総合プールの奥には秋田技術専門校という専門学校があります。ここで機械や電気を学ぶ34人がミニチュア電車を制作中です。
10/2 中村亮記者と藤縄健カメラマンと3人でお邪魔しました。

下記の写真は以前制作した「旧・おばこ号」です。


県立秋田技術専門校


藤縄カメラマンが撮影しているのが「旧おばこ号」

小さな車体でも、成人男性を4人ぐらい乗せることができます。


田村と一緒に乗っているのは朝倉由輝くん。自転車のブレーキを流用して電車のブレーキを制作したとのことです

おもに高校を卒業した生徒が入校して知識や技術を学んでいるのがここ県立の秋田技術専門校であり、このミニチュアの鉄道づくりは生徒たちに実践的な技術を身につけてもらうのが目的です。


由利高原鉄道鳥海山麓線の「おばこ号」をイメージして制作。そっくりですね~。こちらは本物の映像

レールから車輪・車体に至るまで手作り


金属を削ると、こんなスプリング状のカスがでます


こんなものも全部つくっちゃいます


【アーク溶接】放電(アーク)を利用して金属同士を繋ぎ合わせる技術ですね。電気・電子工学のハンダとはわけが違います。
この火花を見ているとマジに目をやられます。「太陽を見てはいけません」なんてレベルじゃないんです。
超強力な紫外線が放出されています。だからみんな目を逸らしているです。
「ひぃーとみー そらーさないでぇー」のサビのコード進行って「ビーチタイム」と「青い珊瑚礁」と同じだよね田平。


本物そっくりです。朝倉君協力ありがとー

このときみなさんが制作していたのは去年4月にデビューした由利高原鉄道の新型おばこ号です。10/13(日)矢島駅で新型車両が公開されたようです。
取材にはいけなかったんですが、みなさんお疲れ様でした。

秋田技術専門校は、なんと去年の修了生の就職率100%

今年度でここを卒業するみなさん手に職があるっていうのは素晴らしいことです。ぜひ新しい職場でもこの技術を活かしていってください。すぐに活かせなくても、いずれ自分が身に付けた能力は、どこかで役に立ちます。あと数カ月、たくさんのことを教官から学んで下さいね。

電車をつくっちゃうのがすごいですよ。
中学校の技術のときに、金属加工がどれだけ難しかったか。
木工はある程度馴染みもあったんですが・・・
思い通りに曲がらない金属。かったーい金属 
0点何ミリ単位での精度も求められる金属加工は本当にすごい技術だと思います。


ニュースなのに、バラエティ的な落ちをつくってしまった中村記者と藤縄カメラマンと菅原朗仁ですく


未来のレールを突き進め!レールがなけりゃ敷いていけ!!デスティネーションは自由だぁぁぁ!!!

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