ABS news every.取材記　2013.09.24(火)

9/24(火)　県庁の議会が開催される「秋田県議会棟」前で地震体験車の試乗会が開催されました。

この地震体験車は、防災意識を高めてもらおうと県が９月に導入した車です。最大震度７が体験できるほか実際に過去にあった地震を再現できます。（最初弱い揺れが○秒あって、次に強い揺れが○秒続くなど）

きょうも秋田ステージの宮崎淳くんとの取材。先を考えながら撮影してくれる宮崎君。知事が体験終わって階段降りるときあの位置にいたのは宮崎君が正解。その位置にいなかったからって「みんなで囲みやりましょう」なんて恥ずかしいから言っちゃだめですよ。なんのことかは宮崎くんと田村だけが知っている

びっくりしたのは、最近の体験車は３次元の揺れを起こせるということ。簡単に言うと、横揺れだけなら、トロッコの中に立って左右に揺すればＸ軸の揺れは再現できます。しかし、前後（Ｙ軸）の揺れはだめですよね。その場合、トロッコじゃなくてベアリングを使った、重い観葉植物用の前後左右に動ける台（わかりにくいか？）の上に立てば、前後左右揺さぶられることができます。これが２次元。

しかし地震はこれだけではありません。直下型と呼ばれる地震は縦揺れを伴います。そうすると人間で言うと上下の揺れも必要になるのです。これがＺ軸。で３次元でいかようにでも揺らせるようになったのが最近の地震体験車なんです。

震度７･･･　東日本大震災で実際に発生した震度です。

地震大国日本に住んでいる以上、地震は避けて通れません。
イメトレをするよりも、一度何かの機会に体験できたらずっと怖さを実感できると思います。

このコンパネで操作します

県が3600万円をかけて導入した地震体験車は地域や学校での活躍が期待されます。派遣は近くの消防署に連絡してください。派遣は無料です！

知事と県議会議員のみなさん

せっかくのブログなので、テレビで紹介できない詳細データを公表します。

■ベース　いすゞエルフ　TGS-NPS85AN
■全長　6960mm
■幅　　2200mm
■高さ　3390mm
■ホイールベース　3865mm
■排気量　2999cc
■総重量　7215kg
■最大積載量　200kg
■ナンバー　秋田800す　1678
■駆動　4WD
■定員　３人
■ペイント　釣りキチ三平とナマズとスギッチ

宮崎君　きょうもGood job!!