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2013年07月30日

夢の教室@仙北市生保内小学校

ABS news every.取材記 2013.07.17(水)

7/17(水)は秋田市から離れて仙北市田沢湖まで取材に行きました。
生保内(オボナイ)小学校が取材場所。


生保内小の校舎前。カメラは東北共立の赤坂悟キャプテン。兄貴です(笑)

5年生の1クラスが20人という小規模校にやってきたのは、アテネ五輪にも出場した女子サッカーの元日本代表 川上直子さん!!


川上直子さん。現在はサッカー解説者としても活躍中

取材内容は「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」

JFAは文字通り日本サッカー協会です。
日本サッカー協会が実施している活動に「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」というものがあります。

サッカー選手だけじゃなくて他競技のアスリートを派遣して「夢を持つことの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」をこどもたちに知ってもらおうと実施されています。

その授業を実施するのは夢先生、略してユメセン。現在は619人登録されているのです。

日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンの発案で2007年にスタートして現在6年目を迎えています。
2010年から秋田県にも結構なアスリートが来ているんです。

サッカー協会が実施しているから「サッカーの底辺拡大」とか「サッカーの楽しさを・・・ 」なんてことは一切ありません。

派遣される人はサッカー選手だけじゃなくて、バレーボールプレーヤーもいればボクサーだってスイマーだってユメセンとして子供達と触れ合ってます。

そして実施するのもレクリエーションです。
サッカーなんかやりません。サッカーボールをちょっと使うだけです。べつにそのボールはゴムボールだって軟式ボールだってかまわないレクリエーションです。


2チームに分かれて輪になって代表者1人ずつが尻尾を奪い合うゲーム。
輪は回転するしかありません。手が離れたら負けです。結構面白いですよ。


これは動画で見ないとおもろくないですねー。赤坂さんに撮影してもらったのに、このゲーム一切使えず・・・


ほんと赤坂キャプテン、すいません・・・

放送で紹介したのは、全員が手をつないだだるまさんがころんだ。

今後のためにルールを解説すると、
・ボールがスタッフの手から離れたときだけ前に進める
・スタッフの手にボールがあるときは動けない
・その時に動いたら振り出しに戻る
・繋いだみんなの手が離れたらダメ
フェイントにひっかかったり、隊列が乱れたりでみんなバラバラに進むとロクなことが起こりません。

そこでみんな川上さんと一緒になっていろいろ考えるわけです。


そしてどうなったかは、テレビを見た人だけ知っている

こんなレクリエーションを経て「目的達成のためにはどんなことをしたらいいのか?」を学ばせるんです。

その目的達成がイコール「夢」


夢の教室へとつながっていくんですね

川上さん曰く「どうせ夢で叶わないからと言ってチャレンジしないのはダメ。チャレンジする向かっていくことに意味がある」とのこと。

そして夢を実現するためにはまず何をしたらいいか?からスタートするわけなんです。

そうですよねー 意外と単純なんです。

たとえば、バスケ部が○○大会で優勝するということを考えたとき、点を取れば勝てるのか?点を取られなければ勝てるのか?

点を取れば勝てるなら
・バスケのシュートの確率を上げる
 →シュート練習をいままでの3倍やる
 →ほかの4人が シューターの環境を整える
  そのポジショニングをしっかり整える練習をする

点が取れない理由がほかにあるならそちらを修正すればいいんでしょうし、たとえば
・後半ばてて走れなくなるなら
 →しこたま運動量をあげて心肺機能を高める
 →メンバーチェンジを細かくする

こんな感じで、目的達成のためには何をすればいいかっていうのは受験でも仕事でも農業でもなんでも当てはまります。

K.M監督合ってますか?バスケ素人があえて書いてみました(笑)

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