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2023年3月19日

怒った顔を見たことがない!
優しい目とあったかいお人柄がステキな大山重幸さん

3月19日のゲストは、山王学園山王幼稚園・保育園園長の大山重幸(おおやましげゆき)さん69歳。

大山重幸さん

大山さんは、押尾川親方(元豪風関)を応援する人たちの集まりでよくお会いしている方です。
大山さんの信条のひとつは、「笑う門には福来る」信条どおりいつも笑顔で
こちらまで幸せな気分にさせてくれる方です。
趣味は日本酒、秋田県産の日本酒を応援する会(テノワールの会)の会長でもあります。

そして、もうひとつの趣味は、「切り絵」
これは、今年の1月に大山さんから頂いた切り絵の作品。

切り絵

豪風関が子供たちと相撲をとっていて、まわりには沢山の人たちが微笑みながら、その様子を見ています。
ずいぶん前の作品ということですが見事な出来ばえです。みんなの歓声や動きが飛び出してきそうで驚きました。

大山さんは、秋田市(旧河辺町和田)生まれ。
秋田大学教育学部を卒業後、昭和52年(1977年)の4月から種平・川添・四ツ小屋・日清・旭川の小学校で教諭。
高清水・御所野・旭北では教頭。下北手・旭川・中通では校長先生でした。
校長を務めていたころは、豪風関が現役力士として大活躍していた時代。
豪風が秋田に帰省した時、大山校長は、豪風関に相撲の素晴らしさや、感謝する気持ちをテーマに授業をお願いしたそうです。
ほとんどの子供たちがお相撲さんを見るのは初めてで、目を輝かせて喜んでいる子供たちの質問に豪風はひとつひとつ丁寧に答えてくれたそうです。
相撲部の子供たちには、正しい四股の踏みかたや股割りを教えてもらったり「ぶつかりげいこ」をしてもらったり、
(たしか豪風は子供の頃、学校の先生になりたかったと聞いたことがあります。お話も上手ですし、素晴らしい特別授業になったとおもいます。)
大山さんと押尾川親方との繋がりはそれ以来の関係だそうです。

大山さんからのリクエスト曲は、津雲優(つぐもゆう)さんの「いさないの街」でした。
津雲優さんは、秋田大学のひとつ先輩ということで親しくされていたようですが、その津雲さんにお願いして、秋田市内の小中学校の校歌とは別の愛唱歌オリジナルの「スクールソング」をつくったそうです。
「スクールソング」は秋田市教育研究会のホームページに載っています。ぜひ、聴いてみてください。
大山さんは、現在、山王幼稚園・保育園の園長ですが、卒園式では切絵でお祝いの栞(しおり)を作って子供たちにプレゼントしているそうです。
とにかく大山さんは子供が大好きで、みんなを笑顔にしたい方なんです。
作品集にはそんな愛情たっぷりな作品がたくさん。

作品集

なかよし

まだまだ大山さんのことを語ったら、いくらでも出てくる素晴らしい生き方をしている方です。
次は秋田市スポーツ協会会長としてのお話や秋田のお酒のことなどもお聞きしたいです。

2023年3月12日

夢があるから頑張れる!!元プロ野球選手・大沢勉さん

素敵な生き方をしている方をゲストにお迎えしている「まめだすとーく」
3月12日のゲストは、心の花・東海林大心社長のご紹介で
一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会・東北連盟秋田県支部
秋田チーム会長・大沢勉さん74歳(日本ハムファイターズなど元プロ野球選手)
です。

大沢勉さん

大沢さんにはこれまで何度も出演して頂いていますが、最初に紹介してくださったのが大心社長でもう7年も前のことです。
前回は、2022年の1月においで頂きました。
人一倍健康には自信のあった大沢さんが、はじめて自分の顔色が黄色っぽいのと倦怠感を感じ自分ですぐ病院に行き、
検査の結果胆管がんであることを告げられ、12時間にも及ぶ大手術を受け、半年後の出演でした。
お医者様や、病院スタッフ・奥様への感謝の気持ちを述べて頂きました。
あれから1年たっていますが、その後どうしてらっしゃるのかしら?と心配していましたが、見た目もココロもとってもお元気!
癌の治療を続けながら、子供たちへの指導も頑張っています。
りっぱな体格は相変わらず、顔色も良く、ご飯がおいしい!とおっしゃっていて、
お酒も飲んでいないようですよ。
大沢さんは、どうしてこんなに元気にしていられるのか考えてみました。
それは夢や目標があるからだと思います。
少年たちに野球を指導して秋田県内に今あるチームを一本化すること。
野球はひとりではできないもの。子供たちに、野球を通して大人になり社会に出てからもりっぱに生きていけるように人間性を育てているのだと思います。
毎回、今病気と闘っている人たちに元気をくださっている大沢勉さん。
5年後10年後も、スタジオにおいで頂きたく思います。

大沢勉さん

2023年3月5日

驚きの93歳・佐藤鉄男さん

佐藤鉄男さん

3月5日のゲストは、佐藤鉄男さん。93歳。現役の料理人でありABSラジオでもお世話になってきた方で、
よくライブ会場で見かけるとっても音楽好きな鉄男先生!ってことはかなり前から知っていたのですが、今回は本当に驚きっぱなしの30分でした。

何が一番驚いたかというと、鉄男先生は16年前にお医者様から前立腺がんで余命宣告、3年と告げられたそうです。
その言葉を聞いた時から鉄男先生は、自分が好きな事。出来るうちに全部やって楽しもう。残った人生を前向きに生きようと思ったそうです。

料理は作るのが好きだから、それまで、鉄男先生は家でも料理を作っていたそうですが、それは変わらず家でも料理は作り続けよう!
そして17年も前から開いているカルチャー教室で、50代以上の方のために指導している男の料理教室もできる限り続けよう!
麻雀も大好きだから秋田市の旭北コミセンで月に一回開いている「麻雀大会」も続けよう!
音楽はジャンルを問わず好きだから、できる限り興味のあるコンサートには出かけ、自分で歌うことも大好き。「カラオケ」は毎晩のように食事もできるお気に入りのお店で大きな声で歌おう!
そういった毎日を過ごしていたところ、10年後MRI検査をしたところなんと癌が消えたのだそうです。
それからは、薬はなにも飲んでいないそうです。

1930年(昭和5年)1月13日、秋田市田中町(現大町)で生まれた佐藤鉄男さんは、料亭の後継ぎとして育ちました。
ご両親の考えで、料理人でも大学まで進み色々な事を勉強した方が良いという考えから旧秋田中学(現秋田高校)から鉱山専門学校(現秋田大学)に進み、教員資格も取得しています。
昭和25年・大学卒業後は東京の大きな料亭で修業。当時は長年、料理人をしている人の中で教員免許を持っている方は殆どいなかった時代です。
修業を終え秋田に帰ってからは、自分の家の料亭を継ぐどころか、料理学校や、調理師学校など専門学校から引っ張りだこになって現在に至っています。

佐藤鉄男さんの人生は、戦争があったり、昭和・平成・令和と時代の節目を全部経験しています。
今年に入ってからも、相変わらず私の行く場所でよくお会いします。
そのたびに、ちょっとしたしぐさで、なぜ、鉄男先生がお元気なのか学ぶことができます。
先日お会いした時も、少し腰がちょっと痛いそうですが、
「手術をすれば簡単に治るよ。」などと
手術を進めてくる方が多くいらっしゃるようですが、先生は、
「この年で手術して入院でもしたら、寝たきりになっていまうかもしれないから腰の痛みと仲良くして、このまま、楽しい場所にどんどん出かけていたい。だから手術はしない!」
とはっきりおっしゃいました。ご自分のスケジュールは全部把握している鉄男先生。
何をお聞きしてもすぐになんでも教えてくださる鉄男先生、これからも、私たちにいろいろ教えてください。
そのうち、鉄男先生のカラオケも聞きに行こうと思っています♪

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