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2014年3月11日

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2014年3月11日
東日本大震災から三年が経ちました。

2時台の特集「シリーズ東日本大震災を忘れない」では
岩手県大槌町からマティログさんのリポートをお届けしました。
そして、リポートの中で被災した方の声もお届けしました。

「国は被災者の立場をわかっていない。言葉を聞いていない。被災者を無視している」という生の怒りの声。

「あっという間の三年。耐えることをがんばらなきゃ」と話す仮設住宅に暮らす79歳の男性の声。

「今一番欲しいのは家。仮設住宅で暮らすと、隣人の騒音が気になる。」と話す男子高校生。

想いはそれぞれです。

ただ、苦しく、厳しい状況にありながら、
「耐えなきゃいけないのは自分だけではない」
「騒音で自分も迷惑をかけているんだと思う」と、
周囲を気遣う言葉も続けて聞かれました。

追い込まれた状況で、自分にも同じことができるだろうか。
その優しさ、そして強さに心を動かされました。

そして、隣人への配慮を忘れないその男子高校生は
将来の夢を「消防士」と話しました。

「震災で、消防士や自衛隊の皆さんに助けてもらった。人を助けられる消防士になりたい」

生の声が放送を聴いていた皆さんの心に、
そして、復興のために大きな力を持つ人たちの心にきちんと届くことを願います。

神社で願いを
きょうは「鎮火祭」について秋田県神社庁教化委員の齋藤壽胤さんに伺いました。

雪どけが進み、春の訪れを感じるこの季節、
ちょっとした気の緩みが大火につながりかねません。

火伏せで神頼みと同時に、
自分の気持ちも引き締め、きちんと火の用心しましょう!

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