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2013年11月4日

キャベツクラブ・リターンズ

秋田放送開局60周年を記念して、ラジオ復刻版として往年のリクエスト番組が、一日限定で11/3(日)復活しました。
「サンデー電話リクエスト」「土曜はキャベツクラブ」です。

このうち「キャベツクラブ」は、1989年4月15日から1997年10月4日まで、土曜の午後に放送した番組で、毎週、リクエストのほか、CD売り上げの最新情報などをもとにヒットチャートを作って放送していました。
きのうは、酒井アナとともに、番組で放送した年間チャートもお送りしましたが、プリプリ、光GENJI、リンドバーグ、ウインク、チャゲアス、B'z、ミスチル、ZARD、LUNA SEA(順不同)などなど、90年代を彩ったヒット曲が次から次へとかかりました。

当時は携帯もPCも普及する前でしたので、リクエストは「家電」という固定電話か、ハガキ
学校は土曜も授業があった頃ですので、中には学校の公衆電話からかけていた、という子もいたのです。
リスナーの支持もあって番組の人気は急上昇、多い時は1日300本以上の電話がかかってきました。

最新ヒットの紹介や、賞品が当たるクイズ(リスナーは電話で参加)、年に一度のNG集、ショッピングセンターを使っての公開放送など、当時、自分がラジオでやりたかったことをディレクターに訴えて、それが全部実現しただけに、私も毎週、燃えてましたねえ。

一夜明けた翌日の「あさ採りワイド」にも、「なつかしかった」というメッセージをいただきました。

特番のエンディングに、私は、こんなことを話しました。
「私は十代の頃、『サンデー電話リクエスト』を聞いて育ちました。
聞きながら、自分もアナウンサーになって、こんな番組を放送したい、と思っていたのです。
念願かなって、音楽番組を担当するようになりました。『電リク』を聞いていた世代が『キャベツクラブ』を作ったのです。
そしてこれからは、『キャベツクラブ』を聞いていた世代が、次の世代、未来のラジオを作っていくだろうと、私はそう信じています」...と話して、番組が終わったのは8時。
その時になって、「タマリバ」や「ごくじょうラジオ」のマティログさんが、昔「キャベツクラブ」を聞いていた、と、初めて教わりました。リスナーは身近にいた!

その夜10時からは「タマリバ」の生放送、私はもう帰宅していて、ビール飲みながら聞きました。
マティログさんとゆうみんさんが「やっぱり生は違う!」と高揚しながらしゃべってます。若いなあ。
番組の中で「タマリバからインタビューされたくて、月曜か火曜、アゴラ広場(だったかな?これ聞いたのはビール2本目あけた頃で記憶あいまい、ゴメン)を歩いているファンがいる」という話が出てきました。

これだ!と、私は叫びたくなりました。
番組と何か接点を持ちたくて、インタビューを待つ「タマリバ」ファン。
「キャベツクラブ」でも、公開放送の会場が人で埋め尽くされたり、LUNA SEAのファンが秋田放送に大挙押し寄せたり、うれしい反応がありました。
「キャベツ」を聞いた世代・マティログさんの「タマリバ」も、新しいムーブメントを起こしていくことでしょう。
そして、「タマリバ」を聞いた世代が大人になって作るのは?

2013年10月31日

賀内さんと大阪

鶴岡です。
最低気温は、平年を2度ほど上回る朝。
秋田は、10月中旬なみの9.2度でした。
あまり寒くないなと感じた朝ではありましたが、
秋田市では除雪車の研修会が行われたり、
けやき通りでは、冬支度(雪囲い)が始まったり、
そんな便りも届いてくると、季節が、進んできているのを感じます。

そんな中、暖かいお話。
というのも、現在大阪出張中の賀内さんからの電話です。
10時過ぎ、大阪の街の様子を、お話いただきました。
■「寒くなってきた」とテレビでは言っているが、気温は18度もあること。
■大阪弁を聞きながら、「遠くに来たな」と感じていること。
■堂島川のほとりを歩きながら、山崎豊子「白い巨塔」のワンシーンを思い浮かべたこと。
■昔ながらのものあり、新しいものあり、と美味しいものが一杯だということ。
短い時間ではありましたが、寒くなってきた秋田に届けられたお話。
関西は、なんだか異文化ですね。遠くに来た・・・というのは、実感だろうと思います。

賀内さんがするお話に、目を丸くしながら相づちを打つのは、ちょっぴり懐かしかったです。(笑)
賀内さんは、11/1(金)にお仕事を終えて、秋田に帰っていらっしゃいますが、11/1日(金)のあさ採りワイド秋田便は、清家さんが担当します。
賀内さんとは、11/3(日)のABSラジオ復刻版16:00-20:00の「音楽情報局 土曜はキャベツクラブ」で。

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