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2013年04月24日

ごくじょうな朗読 回想録 part1

先月『ごくじょうラジオ』の月・火に田村の持ち込み企画「ごくじょうな朗読」を放送してもらいました。

簡単に言うと、朗読したものを聞いてもらうという企画です。
いろいろなジャンルの本を紹介しながら、その本をアナウンサーが朗読して何かを感じてもらい、生活にハリをもってもらおう(?)という、後付けの理由のコーナーでした(笑)

今回は出版社および著者のみなさんの協力を得て全8回放送しました。
放送した本を紹介いたします。

1回目 3/4(月)に田村が朗読したのは日本実業出版社が出版している『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』という本です。
弁護士の谷原誠(タニハラマコト)さんが書かれた本。


この黄色い表紙がその本 モデルは意味もなく椿田アナウンサー(笑)

どんな本かというと交渉のノウハウが詰まった本です。
「気弱だから交渉は苦手だと思いますか? 実はそうじゃない」という結論です。弁護士の谷原さんは、小さい頃は気弱で相手に言い返すことができない少年だったそうです。それから大人になって
司法試験に合格し弁護士となって今度は、相手を言い負かすことでは負けなくなりました。しかし、言い負かしたけど全然ハッピーエンドじゃなかった。
これはどういうことなのか???

それは気弱すぎても 口が達者すぎてもいいことではないというのがこの本の要旨。言い負かすだけじゃなくて、「気弱」という要素が加わると交渉がうまくいくというような 素敵な内容です。

アメリカのドラマのDVD などを見ていると まあまあ交渉の機会が多いこと。訴訟国家らしいのでいろんな交渉が日常に転がっています。

読んだ感想としては、結局「言い負かせれば勝ち」じゃダメなんですよね。負けず嫌いに多いパターンで、本人は相手を言い負かして「どうだ俺の言ってることに間違いないだろうわかったか!」って思っている人ほど、この本を読むのをお勧めします。
あなたの周りにいませんか?
もしくはあなたがそうではありませんか?

谷原弁護士の経験でもあったように、そのあと相手がどう思うのか?が大事なんです。「反論できないくらい言い負かせれば勝ち」と思っている人は、自分の心の声によーく聞いて見てください。
「相手を言葉で言い負かして、俺はお前より上だ!と思いたいだけなのか?」
それとも「WIN - WINの関係になって 互いに気持ちよく終わりたいのか?」
しょーじきに自分の声を聞くと、勝気の人の多くは前者でしょう。
だから気弱な人の方が交渉が上手くいくというのが谷原弁護士のこの本の内容。
もちろんテクニックも書かれています。

ん? また説教臭い??

日本実業出版社『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』は全国の書店で1400円で販売しています。
黄色い本で目立ちます!


おもしろいですわよ by田村

終わりに日本実業出版社の多根由希絵さん、いろいろ便宜を図って下さりありがとうございました。それから書籍のプレゼントもありがとうございます。
『リッツ・カールトン たった一言からはじまる「信頼」の物語』 著者:高野登
アナウンサーも信頼第一ですのでしっかり読ませていただいています。

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