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2014年08月26日

伴?

ABS news every.取材記 2014.8.22(金)

なんだこのタイトル?と思った方。
そしてクリックしてしまった方、ひっかかりましたね(笑)

秋田市の保戸野にアトリエを構えて、1998年に64歳で亡くなった画家・伴?(ばんよう)さんの展示会が、秋田魁新報社1階のさきがけホールで開催中です。

「よう」という字が環境依存文字で、場合によってはパソコンで出ない可能性もあるため、平仮名にしました。

「飃」「颱」の字の「票」と「台」の部分が「易」になる字を「よう」と読みます。
三省堂の『漢語海』によると、この漢字は「あがる」「とびあがる」「ひるがえる」というような意味でした。
unicodeか・・・

1934年生まれで横浜出身だったのですが、若い頃東北を旅しているうちに、秋田の自然や伝説や文化に触れて気に入ってしまったのか、そのまま秋田市に制作活動の拠点を構えて、生涯を終えるまで過ごしたそうです。
もちろん雅号であり本名は関 伴善(せき・ともよし)さん。

伝説・民話・自然などを描いた作品113点が展示されています。
1991年に日本観光ポスターコンクールでグランプリとなった「美の国秋田」の原画や「鬼・鬼・鬼」という横5.4m、縦1.8mの大きな絵も飾られています。


「鬼・鬼・鬼」を撮影する、秋田ステージ吉川博カメラマン。今回の縛りは12カットです

泥絵の具という、人形の絵付けに使われるような絵の具を使っているほか、墨なども多用して非常にダイナミックな絵を遺しています。


グランフォンブラン(←知ったかぶり)みたいな色使いもあるよ。いや、あるかもしれません、いやそう見えました

亡くなってからこれだけの個展を開催するのは初めてだということです。
美術にはあまり明るくないため、今の今まで存じませんでした。大変失礼いたしました。

展示会は8/27(水)まで10:00から17:00(入館は16:30迄)で開催されています。入場は無料です。
これが掲載されてからほとんど時間がありませんが、かなりインパクトがあるので覗いてみてください。


さきがけホールは広いですね


いらっしゃいまほー

横浜生まれで、20代後半で秋田に拠点を移すなんて、すごいですねー
なぜ山形や青森や岩手じゃなかったのでしょうか?
なまはげがいたからですかね??

きっと伴ようさんが感じた何かを、伴ようさんの絵で2014年になって感じる人が出てくるかもしれません。

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