大相撲秋田場所
ABS news every.取材記 2014.8.12(火)
白熱した取り組みに、秋田が揺れました!
白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱に、郷土力士の豪風やイケメン遠藤など、人気力士が一堂に会した
大相撲夏巡業 秋田場所が秋田市の県立体育館で開催されました。
秋田市では2年ぶりの開催となる大相撲の会場には
朝8時の開場と同時に、大勢の相撲ファンが詰めかけました。
夏巡業は、年6場所では触れ合えないようなお客さんに、より相撲を身近に感じてもらうのが目的です。
秋田の人たちは、やっぱり郷土力士の豪風に対する声援が熱いですよね。
ほかの力士に比べたら拍手や声援が横綱級です。
この日は幕内力士の取り組み後を取材して、原稿を書いて編集しました。
体育館は暑かった・・・ 汗をダラダラかいてしまいます
きょうはトリオで取材、報道記者は英語に堪能な菅原真梨子ちゃんと、東北共立 赤坂悟カメラマン
ラジオでのインタビューの勉強も兼ねて取材に訪れた新人の新谷アナウンサー。豪風の母校のカラーです
取り組みは赤坂さんに撮影を任せて、あとはインタビューでコメントを撮ろうと思っていたので、観客席からの取材はそこそこに、裏の通路でひたすら取材を繰り返しました。
だから取り組みはちゃんと見ていなかったし、写真撮影もできませんでした。
そこで8人の秋田場所での取り組みの内容だけでもここに記しておきます。
さすがに秋田魁新報でも取り組みの内容や勝敗は紙面に掲載していませんでした。
ファンク兄弟とブッチャーシーク組の試合は、どんな名勝負でも一般紙には掲載されなかったのでちょっと残念なのですが、それに近い残念さがあったので、せめてブログにだけでも記録しておこうと思いました。
リアル横綱だぁ!
遠藤●[うっちゃり]○大砂嵐
182cm188kgエジプト出身の大砂嵐は
182cm146kgの人気者遠藤に
うっちゃりで勝ちました。取り組み時間は7秒。
鶴竜○[寄り切り]●稀勢の里
185cm155kgのモンゴル出身の横綱・鶴竜が
187cm171kg大関・稀勢の里を
こちらもわずか6秒で寄り切りました。
白鵬●[下手投げ]○日馬富士
モンゴル出身の横綱対決
192cm153kgの白鵬は
186cm135kgの日馬富士を
左上手で投げようとしたものの、右手をつき黒星でした。
豪風○[掬い投げ]●栃乃若
171cm151kgが、194cm175kgを豪快に投げました。
押し相撲からのもろ差しで、最後は掬い投げで、取り組み時間は6秒
35歳のベテラン力士豪風は、地元で白星を挙げて9月場所に弾みをつけました。
7月の名古屋場所では初めての金星も挙げて勝ち越し、9月場所でまた三役の小結に返り咲くのではないかと
期待されている豪風に、その辺を直接聞いてみると・・・
「そういう声が聞かれるけれど、自分はしっかり9月場所に向けて稽古してトレーニングして調整していくだけです」
という謙虚なコメントを残すにとどめました。
でもファンとしては番付を期待してしまいます。
大相撲9月場所の番付は来月1日に発表され、14日から東京・両国国技館で行われます。
ところで豪風関、前日は白鵬関などとお酒を嗜んでいたそうですね。
その酒宴に同席していた関係者に聞くと、飲む量は尋常ではなかったそうです。
豪風関、どうぞベテラン力士の経験と意地を来場所もファンに披露してまた秋田を活気付けてください。
期待しています!