ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS
2014年07月17日

苗字帯刀切捨御免2

今週、報道の企画が2本、さらには細かい仕事も数多く抱えているため、簡略化省エネブログで参ります。

7/16(水) 読み聞かせ隊として新人の関向良子アナウンサーとともに、秋田市の八橋小学校を訪れて朗読してきました。
という話は前回書いたとおり。

アナウンサーだけではないけれど、人の名前を間違えるのは失礼であり、先入観で漢字を当ててはいけないという内容を2回にわたって書き綴っております。

で昨日のクイズ

(1)コダマ   小玉・児玉
(2)キクチ   菊池・菊地
(3)アベ    阿部・安部・安倍(総理)・安陪(HKT)
(4)サトウ   佐藤・佐東・左藤
(5)サイトウ  斉藤・斎藤・齊藤・齋藤 (籐の字もある)
(6)ワタナベ  渡辺・渡部・渡邉・渡邊
(7)アライ   新井・荒井      (居もあるようです)
(8)シバタ   柴田・芝田・新発田
(9)スズキ   鈴木・須々木・寿松木(←横手市大雄に多い)
(10)スギムラ  杉村・椙邑

先入観というのは怖いものです。

八橋小学校では「寿松木」っていう文字をだしたら、6年生の女の子がすぐに「すずき」って答えてくれました。
知り合いにいたようです。

40年も生きているといろいろな名前の人とお会いするのです。
もちろん、もっと少数派の漢字もあるでしょうが、田村がこれまでに会ったり見かけたりした漢字だと、良く聞く苗字はこれが限界ですね・・・

田村の場合、電話で漢字を伝えるとき
「一番簡単な 田んぼの村に 修学旅行の 修です」
と伝えます。

ABSには「オオサカヤクニオ」さんというスポーツアナウンサーの大先輩がいらっしゃいました。
田村の採用試験などに関わって下さった1996年当時のアナウンス部長で、ABSを退職されてもう11年が過ぎました。

内定を頂いたので大学生の田村は「4月からよろしくお願いします」という年賀状を書こうかと96年の年末に思ったのですが

「おおさか」は「大阪だっけ? 大坂だっけ?」「や」って「谷?」「屋?」
あれれ、これだと4パターンある・・・
「邦雄」は確か「邦雄」だけど おおさかや・・・
「ええい 間違うと失礼だから出さないようにしよう!」
と英断をして年賀状を出しませんでした(笑)
25%の確率の乾坤一擲の勝負はしなかったわけです。

出したほうがよかったのか、出さないほうがよかったのか今も分かりません。
しかし「間違った名前を平気で書いて出すような無神経なヤツだ」
と思われるよりはよっぽどよかったと思います。

そうそう、思い込みで大学時代の親友の奥さんの漢字を10年近く間違えて記憶していました。
何年か前にフェードインとフェードアウトをクロスして、何事もなかったように今では正しい漢字を使っています。

反対に読みも 油断できません

鎌田  カマダ   カマタ
門田  カドタ   モンデン
畑山  ハタケヤマ ハタヤマ
畠山  ハタケヤマ ハタヤマ
木下  キシタ   キノシタ
木内  キウチ   キノウチ
山崎  ヤマザキ  ヤマサキ
小原  コハラ   オバラ
小山  オヤマ   コヤマ
石黒  イシグロ  イシクロ
菅原  スガワラ  スガハラ
西田  ニシタ   ニシダ

これらの苗字の方も全員、田村の周りに居ます。
取材などでお世話になっている方や報道のデスクです。
デスクは「にした」さんです。幸坂間違えるなよ。

一緒にいった新人の関向良子アナウンサーは
「セキムカイ・リョウコ」です。
「カンコウヨシコ」ではありません。

名刺をもらったときに、フリガナがなければご本人に直接確認する事をお勧めします。

こういうことに気を配れないと、アナウンサーや記者・ディレクター、それに営業マンは社会人として問題ありとみなされてしまいます。

田村もちょっと前まで、良く行くお店の方に「あ、松浦さん」と名前を間違えられていました。
一度訂正したものの、人の記憶は最初に覚えたものが強くインプリンティングされているのでしょうか?
その後もずっと間違われていました・・・

でも田村の場合は ムッとするようなことはありません。
「顔は覚えていてくれてるんだ」と前向きにとらえていました。
だってテレビに出ている人の名前、正確にみんな覚えています?
「あ、ニュースの人」
「髪の短いアナウンサー」
「ラグビーの実況やる人」
「椿田さんの隣にいるアナウンサー(←泣)」
ビジネスや商売を除いたら普通の人は大体こんな感じです。
あくまでアナウンサー目線で今回のブログは書いています。

ちなみに顔を覚えていても名前が思い出せないことも多々あります。
日本全国の企業や学校の名刺が顔写真付きになればいいな・・・と切に願っています。

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved.