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2014年07月9日

花火教室

ABS news every.取材記 2014.7.4(金)

秋田市の仁井田幼稚園では毎年、消防士を招いて子供達が安全な花火の楽しみ方を学んでいます。


幼稚園に消防車が・・・ カメラは菅原陽久くん

ことしも幼稚園から直線距離で400m足らずのところにある秋田南消防署の3人が招かれて、子供達に花火を教えました。

7/4(金)はおよそ80人の年長組の園児が1人ずつ花火に火をつけて、安全な楽しみ方を教わりました。


おにいさんとおじさんが火の取り扱いを教えるよ

消防士から教わったのは3つ

・大人と一緒に花火をすること
・火をつけたら人に向けないこと
・花火が終わったらバケツの水に浸けることの

この3点を教わりながら花火で楽しみました。

確かにこの3点を守っていれば無事に花火を終える確率が高くなります。

「火をつけたら人には向けない。いい?人に向けたら、やけどしちゃうからね」

「はーいおわった。じゃあさっき約束したもう1つは終わったらそう、水バケツにいれる、おーし偉いなあ」

なんて呼びかけながら優しく丁寧に子供達に教えてくれました。
「め組の大吾」のようなミラクルは起きないまでも、こういう地道な活動が重要なんだと思います。火が起きてからじゃ遅い!
火が起こらない様に啓発していくのがプロなんでしょう。


秋田南消防署 竹下博(ヒロシ)消防士長

竹下さん曰く
「幼少期の記憶はずっと残る。大人になってからではなくて幼少期から防火意識を植え付けて行ってもらえれば」
と話してくれました。


花火のモクモクの中で撮影する 菅原カメラマン。「サーフサイドハイスクール」読んでみるよ

花火は炎色反応です。安房高校では山岸先生の授業で覚えさせられました。
金属を炎の中に入れると炎の色が変わります。とにかくきれいな炎になります。
これが花火の「色の素」になってるようです。

Li(リチウム)は 赤
Na(ナトリウム)は黄
Sr(ストロンチウム)紅

「リアカー無き・・・(失念) するもくれない」って覚えさせられたものの、卒業後初めて思い出したような気がします。ほかにもいっぱいあったはず。
原理は分かりません。そのへんはネットで調べて下さい。


この日は各局集合。にぎやかです

仁井田幼稚園では、火の怖さをしっかり学びながら花火の楽しさを知ってほしいと話していました。


おにいさん、おじさんのお世話にならないのが一番

ちなみに燃える3原則

・燃える物があること
・発火点以上の高温になること
・酸素があること

バケツにつっこめば、低温になるうえ酸素もシャットアウトされるため火が消えます


バケツの水は大事だよ

羅針盤・印刷そして火薬は三大発明などと言われますが、今でも火薬による事故はあとを絶ちません。
小学校1・2年生の頃、学校で禁止されていた爆竹で遊んだ同級生が、派手に顔に火傷を負いました。

まだ覚えてるんですよねー。それ以来、爆竹はなるべく触らないようにしています。

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