土田牧場の放牧
ABS news every.取材記 2014.6.6(金)
住所で言うとにかほ市馬場に取材に行きました。
この時期の取材と言ったら、にかほ高原にある標高500mの土田牧場の牛の放牧のニュースです。
冬の間、雪に閉ざされる牧場では牛も小屋の中で過ごしているため、外に出たがっているに違いありません。
土田牧場では牧草が生えて暖かくなってくると、牛を野に放ちます。「放牧」です。
干草ではなくて天然の牧草をおなかいっぱい食べる事で、おいしいミルクが搾れるようになるそうです。
アルプスの少女ハイジに近いものを感じますね。
アルプスが鳥海山でヤギがウシ、ペーターが土田雄一さん?
写真は撮影していませんが、土田牧場にはヨーゼフもいます(笑)
迫力が違います。
この日は乳を搾っている約70頭が野に放たれました。
スタンバイする秋田ステージの吉川博カメラマン
ウシは臆病なので前に障害物があると避けていくようですが、たまに吉川さんウシに轢かれそうになっていました(笑)
目の前を400kgが駆け抜けていくのは、かなり恐怖です(笑)
ウシも外に出て、嬉しそうに疾走します
ウシがおいしく食べる牧草は、オーチャードグラスやレッドトップ、チモシー、ペレニアルライグラスなどなど
どれが何の牧草かはわかりません。画像検索してみてね
大体 土田牧場のジャージー牛は380から400kgほど体重があるようですが、わずか1日で1頭が30kgほどの牧草を食べるそうです。あっというまに高原が食べつくされてしまうのではないかと心配してしまいます。
大きくなれよー
土田さん曰く、牛が天然の牧草を食べると、次の日かその次の日ぐらいに牛乳が黄色になります。
栄養素の「カロテン」が含まれるようになるそうです。
カロテンは工酸化作用や免疫力を上げる効果があると言われいます。
我が子のようなまなざしでウシを見る優しい土田場長。ウシに好かれていますね
田村はこの日ジャケットに長靴で取材を敢行
すごく素敵な牧場なんです
放牧は10月まで毎日行われるそうです。
おまけ
牧場ではウシが逃げないように有刺鉄線の柵をつくって囲っています。
日常ではなかなかみないバラ線
放牧初日、放送では使いませんでしたが、有刺鉄線を突き破り脱走するウシが続出しました(笑)
ウシもよろこんでいるんだねえ
牛には無理でしょうが、鉄条網を突破するにはペンチが無くても、布団や座布団があると楽に乗り越えられます。
良い子はまねしないでね。