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2014年06月9日

パラリンピック

ABS news every.取材記 2014.2.18(金)

秋田からただ1人ソチパラリンピックに出場したのが
秋田南高校1年の江野麻由子(エノマユコ)選手です。

2/18は出場の報告のため佐竹知事のもとを訪れ「県民の誇りを胸に頑張る」と活躍を誓いました。
秋田南高校1年の江野麻由子さんは、ソチパラリンピック日本代表に最年少16歳で選出されました。


すごいマスコミの数

椅子に体を固定してストックで進むクロスカントリースキーのシッティング=座位の代表でした。
佐竹知事は「重圧をかけるのもなんだから軽い気持ちで臨んで下さい。とにかくあがらないように」と江野さんを激励しました。


江野さんは
「多くの人の応援に少しでも答えたいと思っているので
 パラリンピックでは最後まで諦めずに秋田県民の誇りを
 胸にしっかりと頑張ってきたいと思います」と
抱負を述べ3/7にソチで開幕したパラリンピックに出場しました。

そして、女子1kmスプリント(座位)の予選に初出場した江野さん。
結果は23人中21位で、準決勝に進む上位12人には残れませんでした。また女子5km座位でも21位でした。
若くして日本代表に選ばれた江野さん。世界の桧舞台での活躍は堂々としていたと思います。世界レベルの高いに出場した選手が、南高のあるクラスにいるっていうことがすごいし、同級生からすると若干不思議な感じもするのではないかなと思います。

こういうビッグ大会になると、よーく日本が獲得したメダルの数が他国と比較されます。日本は海外での冬季大会では最多に並ぶ、金3個を含む6個のメダルを獲得しました。

しかーし、みなさん確かに獲らないよりは獲ったほうがいいとは思うものの、メダルをとるのはそのカテゴリーで世界3位以内ということですからね。
中にはこの田村の拙いブログを毎回読んでいて全国制覇をしたことのあるバスケット経験者もいるでしょうけれど、何の教科でも何の競技でも、学校のクラスで1位になったことが有る人って少ないと思います。ましてやそれが市内で1位、いやいや郡市で1位、いやいや支部で1位、県で1位、東北で1位、国内で1位、アジアで1位、世界で1位となっていくわけですから、そのハードルたるや相当な高さです。

メディアという仕事をしているとどうしても成績上位者しか目がいかなくなりますが、忘れてはいけません。
世界大会に出場できることがすごいんです。
県大会に出場できることがすごいんです。
決して「残念ですね」という気持ちじゃないですよ。
本当にすごいと思っています。

ちなみに、田村は中学のときに軟式テニスの新人戦と春季大会の個人戦で、わずか4校の朝夷地区大会とは言っても優勝して県大会に進んだ事が今でも誇りです。ほとんど後衛の折原くんのお陰だったのですが、意気揚々と挑んだ県大会では、都会の中学生にまっっっっっっっっっっっっっったくと言っていいほど田舎の中学生は歯がたちませんでした。そんな小規模の大会でも勝った人はいつまでも覚えているもんです。努力に努力を重ねて獲得した全国2冠とはレベルが違うものの、嬉しさは近いものがあります。

大学時代のボクシング部の成績も全く自慢できるレベルではありませんが、オープン戦で勝ったときの試合が小さくボクシングマガジンに載ったのを今でも覚えています。
レベルは異なれどもとにかく嬉しいんです。


次回も楽しみにしています がんばれ江野さん

五輪もパラリンも、インターハイも、国体も、東北大会も、県大会も、どの競技でも一般人とはレベルが違います。
きっと江野さんも、また次のステップアップをみつけて何かに取り組んでいる事と思います。

次回江野さんが取り上げられるニュースを楽しみにしています。

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