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2014年05月12日

八郎湖の公魚

ABS news every.取材記 2014.2.7(金)

寒い日が続く県内、真冬のこの時期だからこそ楽しめる、氷上のワカサギ釣りをしに八郎湖に行ってきました。
しかし、今年の氷には危険が潜んでいました。

さえぎる物が何もない、吹きっさらしの風が強い八郎湖は、新生大橋をはさんで北側と南側
氷に覆われている部分がだいぶ違います。


5月はあったかいけど 2月は寒すぎるぜ・・・

訪れたのは大潟村と三種町鹿渡の境にある八郎湖の東部承水路。
ここは毎年、氷の上でのワカサギ釣りでにぎわう場所ですが、この日周辺で釣りをしている人は見つかりませんでした。
 
地元の釣具店に話を聞いてみました。すると・・・


伊藤釣具店の伊藤忠義(タダヨシ)さん

先週降った雨で、氷が薄くなってしまい、みんなこわがって行かないそうです。
確かに、ところどころ氷は薄い状態で場所によっては完全に水面が見えているところもあります。

そこで氷の具合を確かめたり、氷を割ったりする「テヂカラ」という器具を見せてもらいました。
いわゆる鍬ですね。

伊藤さんによると特に八郎湖の岸の方の氷が薄く危険な場合が多いそうです。

10年前、田村が担当していた「ズームイン!!SUPER」でも、氷が割れて釣り客が湖に落ちたというニュースを取り上げました。

しかし幸いなことに、この取材の日まで八郎湖周辺で氷が割れて釣り客が落ちたという救助事案は発生していません。
それに加え、ここ数年も記憶にないですね。
釣りに行く人は、その辺よく分かっている人も多いんでしょう。
薄くなったら自粛する、また寒くなったら釣りに行く。
きちんと判断して 危ない橋は渡らなくなっているのかもしれません。いい事だと思います。

しかし、このニュースを取り上げた2日後、
「八郎湖 ワカサギ釣りで賑わう」という秋田魁新報の記事を読みました(笑)
このブログを書いている時点で、当然氷なんかありません。来年への啓発を含めて書き記したいと思います。
釣りをする人はとにかく安全を第一にお願いいたします。


カメラに付いた雪を取り除きながら撮影する秋田ステージ宮崎淳くん。今回もみんなで No Plan取材

NO PLAN 取材のディレクションは中村亮記者。最近は「映像での悪いこと」を結構考えて田村にやらせるケースが多くなってきました

ある場所にのぼり俯瞰を撮るよう命じられました(笑)

この日の取材は田村がもっとも楽でした

そうそう、ワカサギ釣りをする人は風除けの小屋を作ってその中に篭って釣りをするようです。
一酸化炭素中毒にはお気をつけ下さい。

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