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2014年04月28日

秋美×県教委

ABS news every.取材記 2014.1.28(月)

秋田公立美術大学と県教育委員会が1/28(月)協定を結び、教員や学芸員の育成面で協力していくことを確認しました。


秋田県の教育行政のみなさんです

つまり管轄は違う高校と大学で、いろんなことをやっていきましょーという協定ですね。

田村の実家は千葉県の南房総市(旧 丸山町)にあり
最寄の大学は勝浦市の国際武道大学までは道なりに45km以上あります。
だから高校生になるまでは「大学」というものが、ものすごくかけ離れた身近ではない存在でした。

だから高校が大学と交流するというような事業はとても羨ましく思います。
高等教育機関と接することで刺激にもなりますし、将来の目標・夢の選択肢にもなりうるわけです。

幼いころ、頭痛持ちだった田村は、精密検査のため千葉大学病院に2時間かけて両親とともに訪れました。

そのとき衝撃的だったのは、なんと昭和50年代で大学病院内に「カレーの自動販売機」があったんです。
その後の両親とのやり取り・・・

幼い田村「ぼくおおきくなったら千葉大にはいるー」

田村の親「どうして?」

幼い田村「毎日カレーが食べられるから」

今でも親にからかわれますが、そのぐらい田舎者にとっては都会のカルチャーは衝撃的なんですね~

いまどきそんな子はいないかもしれません(汗)

実際に交流というものは美術の教員や学芸員の育成・研修、それに大学と小中高との交流授業に出張授業、職員の派遣など多岐に渡るものが予定されています。
いずれ緊密に連携を図る方針なので、何らかの機会に秋美=美術大学というものを身近に感じられるのではないでしょうか?

ちなみに連携協定は、秋田公立美術大学が県教育委員会に要請して実現しました。

秋田公立美術工芸短期大学から、2013年に4年制大学に移行した秋田公立美術大学。

2012年11月に当時の田中眞紀子文部科学大臣が、3つの私立大学とともに新設を不認可にして世論を騒がせたことは記憶に新しいと思います。東北地方では唯一の公立の美術系大学です。

新設大学らしく、さまざまなチャレンジをしているんだなあと感じましたね。

大学で行われた調印式では、県教育委員会の米田進教育長と樋田豊次郎学長がサインを交わしました。


左が秋美の学長 右が県教育長 美術×英語?

樋田豊次郎(ヒダトヨジロウ)学長は近代日本美術史が専門で、東京芸術大学大学院の修士課程を修了しています。
東京国立近代美術館の研究員を務め、2007年からは秋田公立美術工芸短期大学の学長でいらっしゃいます。

そして秋美(アキビ)の初代学長に就くわけですが、樋田学長曰く「大学の中だけじゃ大した事はできない。今は市民、県民、一般の人たちと連携しながら芸術を秋田に根付かせるのが一番の目的であり課題だ」と話していました。


左が樋田学長 右が米田教育長 渋谷区×五城目町

英語が専門である米田進(ヨネタススム)教育長は
「芸術文化に若い時から触れて、それで情操が養われて、最終的に豊かな生活が送れるそういう人を多く育てていければなと思う」


司会は元秋田ノーザンブレッツブレッツ監督の目黒大助さん。カメラマンは東北共立 赤坂悟さん。そして左は岩本孝一副学長

赤坂さん、2ショットを狙います

大学も県教委も「知識」に留まらず、課題の発見能力、解決能力のある人材を育てたい考えです。

こうした取り組みを具体的に取材していきたいですね。


「後楽園ゆうえんちで僕と握手!!」

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