秋田弁の単語帳

2013年10月11日

秋田弁の単語帳

ABS news every.取材記　2013.10.07(月)

みなさん単語帳って使ってましたか？

英単語を覚えるのに小さなカードをリングで束ね、電車やバスでの通学途中に使った　あれですよ。

受験勉強本の和田秀樹さんは「京大式カードを使え」って言ってたので、田村はほとんど単語帳を使いませんでした。ただ飽きっぽくて京大式カードもほとんど使われないまま、田村の実家のカーテンレールの釘にいまでもひっかかかってます。

閑話休題、およそ１か月前の9/12(木)、秋田弁をお手軽に学べる「秋田弁！単語カード」が発売され、現在は県内の土産店や書店、それにamazon で販売されています。
１つ500円です。

こんな感じの単語帳

その取材に10/07(月)に行ってきました。放送は10/08(火)でした。

どんな単語帳かというと73の秋田弁が収録され、かわいい女子高生が秋田弁のヒントを表現しています。
その裏面には標準語と例文が掲載されていて手軽に秋田弁を学べるようになっています。

英語みたいでしょ

女子高生キャラクターを描いているのは[studio at-take]代表の「こばやしたけし」さん。イラストレーターであり漫画家です。
某番組でハンチング帽をかぶったコメンテーターと言えばお分かりになる方もいるでしょう。
こばやしさんはかわいい女子高生や美少女キャラクターなど萌えぇぇぇぇぇなイラストを得意として活動しています。

以前は「秋田弁！プリントクッキー」としてABS news every.で紹介したこともありましたが、その発展ニューバージョン(笑)

こばやしたけしさん(右)

こばやしさんは新しい秋田の土産として、手軽であり安価であり、そして土産が送られた先で話題が広がるような商品をイメージして企画したと話していました。

まさにその通りになりました。秋田と言っても北から南まで直線距離で170km以上はあります。会社に持ち帰ると「この言葉はうちのほうじゃつかわねえなあ」なんて言葉が飛び交ってました。つまり、こばやしさんは秋田弁を通じてこんなコミュニケーションが広がってくれれば･･･と思い企画したんですねー

製作の協力は秋田市中通にある「くまがい印刷」
熊谷健司（クマガイケンジ）さんの資格を持つ営業マンです。

熊谷健司さん(左)

編集・デザイン・印刷工程・色・コンピュータなどの知識を有する、現在の印刷業界人が目指す資格の１つをお持ちの営業マン。自分でイラストレーターだとかもサラサラっと使いこなしてしまうと同時に、演技力も抜群です(笑)

熊谷さん曰く「私は印刷業界なので印刷物につい目が行ってしまう。どこかのサービスエリアで同じような単語帳が販売されてた。ずっと規模が小さくて、薄いものだったがついつい手にとってしまった。そのあとこばやしさんから企画の相談を持ちかけられたときにそのことを思い出して『いける！』と思って製品化した」とのことでした。

くまがい印刷の社内です。田村のほかにもう1人加わったワイシャツの男性は熊谷正司(マサシ)代表取締役社長です。健司さんのお父さん。