ガソリン価格@山二 カーピット八橋SS
ABS news every.取材記 2013.06.06(木)
ガソリン価格の取材で秋田市の八橋本町三丁目にある(株)山二 カーピット八橋SSを訪れました。
よーく話題に挙げられるガソリン価格。
日々刻々と変わるガソリン価格。車社会の秋田では無視できない燃料の1つです。
基本的には毎週水曜日に経済産業省の資源エネルギー庁が都道府県別の価格を公表しています。
調査しているのは、今年の3月からは一般財団法人日本エネルギー経済研究所という団体。
資源エネルギー庁が「日本エネルギー経済研究所」に依頼してそこが調査したものを公表しています。
きょうのカメラは 秋田ステージ・宮崎淳くん
ハイオク 1リットル
レギュラー 1リットル
軽油 1リットル
灯油(配達) 18リットル
灯油(店頭) 18リットル
この5種類の価格を各都道府県で何箇所かのガソリンスタンド等でアンケートをとって、おおむねの平均価格を出しているんですね。
んなもんで、価格が上下するのが生活ニュース、あるいは経済ニュースになるわけです。
「またハイオク上がったのか・・・」なんて感じる人もいれば、「ガソリン入れるのを控えようかな」なんて考えも出てきます。
新聞だと「石油製品の店頭小売価格」という表記になってます。
街乗り乗用車程度なら、1円上がってもそれほど家計に大ダメージを与えるとは思いませんが、業務で長距離を走るドライバーや、長距離トラックを抱える運送業・配送業の総務部は1円の上昇下降に神経を尖らせています。
以前のブログの「円安の影響」で伝えたように、横手市の運送会社「ヨコウン」では190台もトラックを抱えています。
完全に商売道具です。
300リットルタンクを2つ搭載しているトラックもあれば、70リットル程度のトラックもありますのでおおまかに計算すると・・・
190台のうち100台が毎日稼働して50リットルずつ消費していると仮定したら。
そしてガソリン価格が1円上がったとしたら。
50リットル×1円=50円 で トラック1台50前日より経費がかかる
1日 50円×100台で 5000円経費が余計にかかることになります。
実際は 車を恒常的に使っている会社なのでもっと多いはずです。
宮崎くん いろいろ撮るよ
秋田県の冬は灯油ストーブを使う家も多いため灯油代もバカになりません。あっという間に18リットルが消費されます。赤いポリタンク満タンがなくなってしまいます。
蛇足ですが 赤いポリタンクは「灯油缶」、白いポリタンクは「水缶」といいます。
自宅近くのガソリンスタンドで灯油を4缶分入れてもらったのですが、どうしても2缶ずつしか運べませんでした。
水だったら2缶で36kgですが、灯油の場合は比重が0.8ぐらいなので28.8kgとちょっと軽め。それでも右手と左手以外使えないので3缶は持てません。
素手で3缶以上持ち運ぶ方法ってあるんですかね?
ガソリンスタンドの店員さん いかがでしょう???
(横にして3缶積み上げるとか・・・?)
1992年の大学1年生の夏休み、館山のコカコーラで運送のアルバイトをしてたとき、同じバイト仲間の高校生が1.5リットル瓶が6本?8本?12本? フルで入っていたビールケースのような赤い箱を
縦に3つ積み重ねて運んでいるのを見て「すげえ」と思いました。
彼は結構な不良だったので腕力があったのでしょう。