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2013年06月27日

読み聞かせ隊 in 八郎潟小学校

去年から実施しているABSアナウンサーの読み聞かせ隊
田村もようやく参加できました。

読んで字の如し、絵本などを朗読して言葉の大切さを感じ取ってもらおうという「読み聞かせ隊」は、現在も各方面から多くの依頼を受けています。

今回は八郎潟小学校の4年生2クラスを対象に朗読をしました。

読んだ本は「半日村」。
滝平二郎(タキダイラ ジロウ)さんの切り絵に、作者は斎藤隆介(リュウスケ)さんです。

斎藤さんは既に亡くなっていますが、以前疎開している秋田で、秋田魁新報の記者を務めていたそうです。ゆえに、秋田を思わせる記述も絵本にふんだんに盛り込まれています。

高い山によって半日しか日があたらない村・半日村を、1人の少年の行動が変える。少しずつ山の土を削るという無謀に思える行動・・・ しかしやろうと思ったことを貫き通す大切さ、どんなことでも努力を積み重ねると叶うということをこの作品は訴えていると思います。

今回は紙芝居風に絵本の「絵」も見せながら朗読しました。

小学校を訪れるのは久し振りです。
いつの時代も母校ではなかったとしても、児童を触れ合うと懐かしさを覚えます。自分が4年生の頃はどうだったんだろう?って。大変楽しく刺激を受けました。

そしてみなさんからお礼の手紙をもらいました。

「忙しい中来てくれてありがとうございます」とか「勉強になりました」などなど、全員が手紙を直筆でくれました。この場を借りて田村からもお礼を言わせてください。

「呼んでくれてありがとうございます。本当に勉強になりました。
大人が勉強になるっていっても、なかなか意味がわからないと思います。

普段の報道の仕事じゃ経験できないことを八郎潟小学校でさせてもらいました。
そうすると新しい発見もあって大人でも本当に勉強になるんです。
小学生はこんなこと疑問に思っていたのかとか、こんなことを感じるんだなとか、いろいろ発見があるんです。
ポケモンで新たな敵と対戦すると経験値が加算されますよね。あんな感じ(?)です。

だから勉強になりますっていうのは社交辞令じゃないんですよ。
社交辞令は辞書で調べてね。

また取材などでお邪魔できたらうれしいなと思います。
本当に今回はありがとうございました」

みんな田村の質問にも手を挙げて答えてくれて楽しく時間を過ごすことができました。
朗読は時間にして15分程度でしたが、そのほか4年生のみんなには滑舌練習にチャレンジしてもらいました。

みんなに練習してもらってた一部を紹介します。

「マサチューセッツ州」「ちょっとしたシャッターチャンス」

どうぞ初見でチャレンジしてください。

マサチューセッツ州を3回繰り返し、シャッターチャンスも3回繰り返してください。
しかも大きな声で言えたらアナウンサーの素質は十分ありです。

アナウンサーは言うのが難しい言葉も、繰り返し発することで、舌や口の筋肉がそれにあわせて動くようになります。
舌や口が動くようになると、なめらかで自然に読めるようになります。

最後は4年生の2クラスと写真撮影。なぜか図々しく肩を組んでいます。

朗読はニュースを読むのとちょっと勝手が違います。

朗読のポイント3つ
・でかい声を腹から出すこと
・1音1音は自然に且つハッキリと読む
・間を大切にする

ここでは田村流の「間」の取り方をちょっと解説。

例えば
「昔●昔▼あるところに■おじいさんと▲おばあさんがいて◆おじいさんは◎おにぎりをもって
◇山に野良仕事にでかけました。★おばあさんは☆おじいさんを見送ると▽柿の実をもぐために×竹竿を持って□裏庭へ向かいました。△昼をすぎたころ突然雨が降ってきました。○」
という創作文章があったとします。

●▼■▲◆◎★☆▽□△○
この記号はすべて「間」です。
しかし間の時間は同じではありません。

田村が小学生の頃は、読点「、」で1秒、句点「。」で2秒、なんていう教わり方をしました。まだ目と口が連動していない小学生はこういう音読の仕方でいいのですが、プロはそうではありません。

例えば
●...0秒、▼...1秒、■...0.1秒、▲...0秒、◆...0.4秒、◎...0秒、◇...0.1秒、★...0.8秒、☆...0.2秒、▽...0.3秒、×...0.2秒、□...0.1秒、△...2秒、○...1秒

0.1秒単位で正確に読めるわけではありませんが「単語と単語の間」「文と文の間」「段落と段落の間」一様ではありません。前後のつながりとか場面転換とかによって、間の取り方が違ってきます。感覚的にこのぐらいの割合の間をとって読んでいきます。これはニュースでも同じことが言えるんですね。
修飾語と被修飾語、もしくは単語と単語の親和性によって、どの程度間を取らなければならないのか変わってきます。

これを、同じ間で読んでしまうといわゆる一本調子の読みに聞こえてしまいます。同じ文章で速かったり遅かったりすることは少ないので、この間を上手に活かすと、ストーリーテラーとして物語が自然に耳に届くのではないかと。

小学生には難しかったかな・・・?

お笑い芸人が「○○○○○○○○!」★「なんでやねん!!」っていうボケと突っ込みをしたとき、★印の間が0秒か、0.2秒か、0.5秒か、はたまた3秒かで面白さが全く変わってくるっていう話です(笑)

校長の六郷先生、また取材でお世話になります。よろしくお願いします。
『恥知らずのパープルヘイズ』のことが書かれているページを見つけました(笑)

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