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2018年02月2日

VRで家探し

ABS news every.取材記 2018.1.11(木)取材/2018.1.12(金)放送

「VR」 Virtual Realityの略です。
直訳では「Virtual=仮想  Reality=現実」

2016年がVR元年とも言われていました。
町の中のこんなところにも活躍の場を広げています。

秋田市の山王七丁目にある秋田放送の隣には
秋田住宅流通センターという会社があります。
秋田市がメインではあるものの、7,000軒近い賃貸住宅を仲介している会社です。

このたび、秋田市の泉支店ではVRを導入しました。


泉支店 操車場入り口交差点から260m東です


堀さんが持ってきてくれたゴーグル装着


これがVRゴーグルだ!!

通常は 物件を探す場合、現地に下見に行く前に見取り図や写真を確認することが部屋選びの第一段階ではあるものの、図面を見慣れない人にとって平面図は必ずしもイメージに繋がりません。

せめて写真があれば 良いのですが、それを飛び越えて VRが導入されています。
部屋にまで行かなくても、大まかなイメージを掴むことができるのがVRの最大の特徴です。


傍から見ると滑稽ですよね

システムを導入した佐藤 充 常務に話を聞くと


導入した佐藤充常務 株価は…

・全体感がどうかというのを判り易くするために
・入居中の部屋でもデータを事前に用意しておけば空き部屋がなくても内見できる
 (内見=内部見学の略)
・「下見をしてまた戻って来て」というお客さんとスタッフの時間を大幅に短縮できる
・お客さんがどこに着目するのかが画面で分かる為、コミュニケーションをとりやすい

お客さんが部屋のどんなところに着目するのかも画面上で把握できるため
スタッフがお客さんに対してコミュニケーションを取りやすくなるそうです。

ヴァーチャルで思い出されるのが
高校時代に千葉の田舎からわざわざ新宿に出かけてみた「トータル・リコール」
シュワちゃん主演の映画で、内容は全くと言っていいほど思い出せません。

もう少し最近では、浦沢直樹さんの大ヒットマンガ
「20世紀少年」の「ヴァーチャルアトラクション」ですね。
タイムマシンのような感じで昔を再現する素晴らしいシステムです。

VRは実際に体験している感覚に近いので
記憶に入り込んでくるような、もしかすると記憶を塗り替えるかのような
VRの実現も近いのかもしれません。

余談ですが、インターネット花盛りのこのご時勢
過去、自分が住んでいた賃貸住宅の名称をインターネットで検索すると、
かなりの確率で賃貸物件のサイトで紹介されています。
googleの「ストリートビュー」と合わせて検索すると、郷愁にかられます。

「今は誰が住んでるんだろう…」
「あの当時、部屋探すの苦労したっけ…」
「ああ、まだ取り壊されていなかった…」
「俺の部屋、狭かったよな…」


こんな感じで1軒1軒探してましたよね
今はスマホでもできるし 時代は進む…


ちなみにVRはスマホが右目と左目の
視差を生み出して立体に見せています

ふるさとではないものの、ふるさとのようなものですからね。
VRで、自分がかつて住んでいた部屋を、改めて思い出したい気持ちになりました。


菅原陽久カメラマンとの昼食は
ラーメン with ゼロセンでした

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