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2022年3月13日

美容室「モア・ビューティー・シモフサ」のオーナーはスポーツ万能の方でした。

3月13日のゲストは、心の花・東海林大心社長のご紹介で「morebeauty Shimofusa」オーナー下総晴美(しもふさ はるみ)さん。女優の野際陽子さんに雰囲気が似ている美人です。

下総晴美さん

下総晴美さん

下総さんは、秋田県美容組合西支部長・全日本美容講師会着付部門師範・ヘア部門教務委員・着付一級技能士など秀抜な資格を沢山持つ美容師です。今回、大心社長が下総さんをゲストにお迎えしたのは、美容師になる前までの経歴が凄いからです。

下総晴美さん

というのは、かなり優れたスポーツウーマンであった方なんです。当時バスケットボールの強豪校であった仙北市田沢中学校(現在は生保内中学校)時代、バスケットボールを学び、
転校した秋田市の高清水中学校では英語部に入っていましたが、2年の時、中体連のため人数が足りないからバスケットボール部に入ってくれないかと勧誘され入ったところ、決勝戦まで進み山王中学校と対戦。下総さんの活躍もあり1点差で優勝。全県大会に進み、1回戦では下総さんが前にいた田沢中学校と対戦しました。

下総晴美さん

その試合を見ていた愛知県安城学園(今でも強豪校で有名な高校)からスカウトされ、高校は、秋田を離れ愛知県安城学園に進学。高校1年の時、秋田で行われたインターハイで優勝。広島インターハイでは3位。

下総晴美さん

高校卒業後は実業団チームに入りバスケを頑張っていたのですが、なかなか結果が出ず悶々としていた時、よくボーリング場でリフレッシュしていたそうです。当時たいへんなボーリングブームでどこのボーリング場も大繁盛。プロボーラーの女子はアイドルスターのような人気ぶりでした。(中山律子や須田開代子など)

ある時、雑誌に掲載されていた、「ボーリング・プロ・チャレンジャー募集!」という記事を見つけ、即行動。大阪で開催された大会で全国から集まった、もの凄い数のチャレンジャーの中から8人に絞られる試験で合格。即、実業団には退職届を出し、今度はプロボーラーの仕事をすることになり、ボーリング場のあらゆる仕事(インストラクターや掃除まで)をこなし忙しい日々を過ごしていたところ、秋田のお父さんから「そろそろ秋田に帰って来てほしい。秋田のボーリング場でもできるのではないか?」と言われ、下総晴美さんは3姉妹の長女だったことから心の中では「いずれ、私は秋田に帰って下総家を繋いでいくのだ。」と思っていたことから、ここでもすぐ決断。

下総晴美さん

秋田に帰ってから、どのようにして優れた美容師になったのか。美容室オーナーになってもいろんな事に挑戦している方です。お話の続きは、次回の東海林大心社長の日に(4月10日の予定)お聞きします。大心社長も高校生のころバスケットボール部に入っていた方です。
チームで頑張ってきた方は、何かに向かうと、決断力があり、そこでも頑張れる力があるんですね。
次回もお楽しみに!

下総晴美さん

2022年3月6日

秋田が大好き!とおっしゃる齋彌酒造店の齋藤眞紀さんは山梨県出身の方でした。

3月6日のゲストは、「雪の茅舎」でおなじみの齋彌酒造店・常務取締役 発酵小路「田屋」支配人 齋藤眞紀(さいとう まき)さん52歳です。

齋藤眞紀さん

前に出演して頂いた秋田市山王にあるパティスリー ドゥ・フィ―ユの清水英博社長からご紹介いただきました。清水社長というと、元ラガーマン。秋田工業時代、花園で準優勝した時の名選手。ラグビーの道には進まず、東京やフランスの名店で修業した後、和菓子屋だった実家を洋菓子屋にしてお菓子屋さんを継いでいる方です。とにかく仕事熱心。常にアイディアを考え、自ら先頭に立って働く社長です。その清水社長が、紹介したい人って一体、どんな方なのかしら?と、緊張してお会いしたら、全く私の想像とは違っていました。

元気いっぱいでとてもお若く、黒いパンツスーツを着こなすカッコイイ女性でした。Michikoは1902年(明治35年)創業の有名な酒造会社の社長夫人だから、きっと物静かでお着物姿か高級そうなお洋服の似合う方ではないかと勝手に思い込んでいたのですが…。

齋藤眞紀さん

驚いたことに、とにかく全てがテキパキとしていて、次々と言葉が出てくる方。生き生きしていて、私たちは4時間半夢中でおしゃべりしちゃいました。齋藤眞紀さんは、山梨県甲府市生まれ。山梨大学工学部発酵生産学科時代、大学院生の齋藤浩太郎さんと出会い、知的で穏やか、落ち着いたお人柄に惹かれ、結婚したのが27年前とのこと。それまで秋田県はもちろん東北には1度も来たことがなかった眞紀さんでしたが、浩太郎さんのご両親や由利本荘市石脇の皆さんの温かさに支えられ、今では大好きな場所になりました。

徐々に仕事も覚え酒蔵の見学者の案内などしていたそうですが、お子さんを出産後は子育てに集中。上のお子さんが小学校に入学すると、由利本荘市教育委員会の委員として子供達が入りたくなるような学校を目指して活動してきました。子育て期間が終わると、自分のやりたかったことをするように。今はコロナ禍で練習がなかなか出来ないようですが、女性のフットサルチームに入り、仕事を終えた夜に練習をしているそうです。チームの最高齢選手のようですよ。そして一番やりたかったこと―。

観光に訪れる人や、酒蔵の見学者・地域の人たちにもゆっくりくつろいで頂けるカフェを作りたい。地域の方々に感謝の意味を込めて、出来るだけ地域の食材を使い美味しいものを提供できるお店を作りたいと、義父(現会長)やご主人(現社長)を説得し出来たのが、カフェ・発酵小路「田屋」TAYAなんです。

齋藤眞紀さん齋藤眞紀さん

「田屋」に行ってみました。一言でオシャレなお店。齋彌商店の向かいの古民家を一部分の柱を残して大改装。食事もできるカフェでは、仕込み水で焼き上げたパンや甘酒、ランチのメニューにはこの日、クリームソースで味わう本荘うどんや酒粕につけて焼いた魚(サケ)も絶品のおいしさでした。

齋藤眞紀さん齋藤眞紀さん

齋彌酒造店で醸された日本酒や石脇地区の名産品、秋田市山王のドゥ・フイーユとコラボして作った生チョコなどは、ショップで販売しています。他に、誰でも利用できるホールなどもあって、見事に古いものと現代をミックスさせたセンス溢れる場所となっています。コンサートや展示会なんでも出来そうでしたよ。齋彌酒造店は酒米も自分たちで作っています。全てがここ由利本荘市石脇で自然を愛する心で作られているのです。Michikoは、いつも「おしゃべりは心の栄養」と言っているのですが、齋藤真紀さんはまさに、会社のスタッフの皆さんとたくさんおしゃべりをして一緒に考え心に栄養をいっぱいとっている方でした。

齋藤眞紀さん

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