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2010年3月10日

手料理

【ごく裏じょうほう】

酒井が昔作ろうとした弁当 重箱弁当
イメージは?  おにぎりが俵型
実際は?    俵にならなかった
作ったのは   酒井の母
酒井は何した? 現場監督

酒井が作った料理 ピンクの男鹿オムソバ
酒井の魔法    「おいしくなあれ〜☆」

本日の酒井のミステイク ネギを切ったのにつながっていた
本日の酒井のフェイク  ネギを切る包丁の音
本日の酒井のミステイク 卵にしょっつるを入れ忘れる
本日の酒井のミステイク サクラエビを入れ忘れる
本日の酒井のミステイク エビを入れ忘れる
本日の酒井のミステイク エビが生焼け
本日の酒井のミステイク サクラエビを焦がす
本日の酒井のミステイク 皿がない
酒井のネギに対するあやのの命名 リアル飾り切り
ラジPALsあやのの前職 ABCクッキングスタジオの先生(驚)

本日の睡眠不足 田村・酒井・廣田・石井

【本日のごくじょう写真】

エプロン姿がなかなか似合う新妻のような酒井さん
お母さん、お母さんにお弁当を作らせていた茉耶さんは、エプロンを着けるまでに成長しましたよ〜

手順を確認して

まもなく完成!

酒井さんの「ピンクの男鹿オムソバ」でーす
そのうちWEBに載るはず。赤いのはタラコで「V」ではありません。ハートマークだそうです

旨いぞ!きっと「八郎めん」がいいからだよ(笑)

【スタジオボイスへの感想に対して】

ノートさんへ、ブログを読んでいただき有難うございます。
放送では紹介できませんが、メールは拝見しています。
スーパーの商品陳列、莫大な量をインプットさせるのは至難の業だと思います・・・ またご覧になって下さい。

【今日のテーマ】焼きついて離れない、あの人が作ってくれた手料理

きょうは酒井さんが 「男鹿のやきそば・ごくじょうレシピ」を実践し、「ピンクの男鹿オムソバ」を調理しました。久しぶりにドンちゃん騒ぎの 料理中継です(笑)四万十川先生と質が違いますが、まあ全編コントみたいな中継でしたね。ある意味、焼きついて離れない手料理になりました・・・酒井さんには天賦の才があります 大したもんです。

テーマがテーマだけに、家族や親族の料理が多かったですね。
以前、地元の肉屋で「村長さん」という味付き肉が販売されていました。隣の館山市で焼肉バイキング「村長さん」という店舗を経営していたのがもとで、味の付いた「村長さん」という肉を販売していたようです。その肉を 既に他界した祖母が買ってきてくれました。今思えば、生姜焼き風でプラス味噌のような、コクのあるタレにつけこまれた肉だったと思います。変わった味の食べ物などそんなに食べたことがなかったため、田村にとってはとても美味しく感じました。田村が珍しく「美味しいっ!」と言ったことが嬉しかったのか、しょっちゅう祖母は「村長さん」を買ってきてくれました。

ここまでは手料理ではないのですが、そんなことがあってから村長さんが家になかったとき、一度「肉の味噌炒め」なる料理を祖母が作ってくれました。これが、「村長さん」と味が違うのですが、旨かったんです。甘さとコクがあったというか、ほとんど味も覚えていませんが・・・あまりにこちらも美味しかったので「また作って」とお願いして作ってもらいました。しかし1回目とは全く味で、再現性はありませんでした。その後何回かお願いしたものの、あの日の感動が蘇ることはありませんでした。

子供だから勘違いしたのか、それとも祖母が初めて作った「豚肉の味噌炒め」がビギナーズラック的に功を奏したのか?定かではありませんが、作ってくれた料理のなかでもなぜか覚えています。

放送で喋ったのは、カツオの身を包丁で細かく叩き、味噌・ネギ・ショウガなどを入れてハンバーグ状にした料理。絶品でした。これは田村の父親の料理です。ちなみに田村勝という戦前生まれらしい名前です。うちの父は千葉県の旧千倉町の水産試験場という、男鹿で言えば「水産振興センター」に長く勤めていたため、今考えれば、とんでもない高級な魚をしょっちゅう持って帰ってきました。魚には常に恵まれていたものの、魚は骨があって嫌いだったのであまり食べませんでした。でもこのハンバーグは別格でした。
蛇足ですが水産試験場は現在は「千葉県水産研究センター」と名前が変わっています。

まだあるぞ〜。去年100歳で他界した、母方の祖母のロールキャベツ。ついこの前まで、自分の娘達につくっていたように記憶しています。年齢でどうこう言うわけではありませんが、80歳を超えて平気でロールキャベツを作れるなんて、なんてハイカラなんでしょう。うちの母はロールキャベツなんて一度もつくったことありません。

「ただっちさん」からも御袋の味のメールを頂きました。
お母さんが亡くなって久しく、その味に近づくように工夫しているとのことでした。亡くなった方の自慢の手料理はもう二度と食べられません。そして100%再現できないかもしれませんが、いつまでも素敵な思い出として心の中に残っています。作ってくれる人がいるということはとても幸せなことです。

みなさんいつも作ってくれている方に感謝の意を表しましょう。口に出さないと伝わらないので、ぜひ恥ずかしくても伝えてね。その一言が、次回の 「旨みダシ」や「スパイス」になるはずです。

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