ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS

カテゴリ「ブログ」のアーカイブ

2013年11月18日

それぞれの週末

土曜日曜は青空が広がって、絵に描いたような「小春日和」でした。
11月ですから、小春日和ですね(時々、待てよ、これでいいんだっけと不安になるのです)。
月曜の「あさ採りワイド」の楽しみは、週末をどう過ごしたかのメッセージです。

「東京体育館でグラチャンバレーを見てきました」というのは、潟上市のりんりんさん。
これはすごい! 世界水準の試合が目の前で展開されたんですね。

「たまっていた録画を見て、給料日前なので大パックのひき肉を買って、土曜はギョーザ、日曜はロールキャベツ、けさのお弁当にはハンバーグの三段活用」というのは、その名も「こはる」さん。
偉いですねえ。録画は知らず知らずのうちにどんどんたまっていきます。
「きょうは一日かけて見るぞー」くらいの決意じゃないとダメかもしれません。

「地域対抗ミニテニスに主人とペアで。久々に体を動かし、汗をかき、恥をかき、笑いに満ちた楽しい時間」というのは、「ウキウキへっちゃん」。
こんな天気で、外でスポーツできる日は、もう今年中、何日もないかもしれません。
「帰ったら柿もぎ」なんて、晩秋の日曜ならでは。

「東京で妹の結婚式。2番目の妹が寝坊。披露宴開始も間に合わず、やっと到着したので三人姉妹で涙涙、写真を撮れました」というのは、「ゆか」さん。
もうこれは、一生言われてしまうでしょうね。盆暮れ、親戚が集まった席で「あんた結婚式で寝坊したんだよねー」で大笑い。
毎回話題になるので、甥も姪も覚えてしまい、「おばちゃんはうちのお母さんの結婚式に遅刻したんだって」と言われてしまうかもしれません。

こんな風に楽しいメッセージが続々。来週の月曜もお楽しみに。

2013年11月12日

いろんな換えどき

井関アナお休みのため、私・賀内が代打で「あさ採りワイド」を担当しました。
アナウンサーが代わると「今日は何曜日でしたっけ?」と戸惑うメールをいただきます。
何曜日は誰、と、すっかり組み込まれているんですねえ。

初雪から一夜明けて、「こんなに積もってます」という写真つきのメールもいただきました。
11月中旬で、こんなに降るとは...
中には「昨日のうちにビニールハウスのビニールをはずしておいてよかった」というメールも。雪の重みで屋根が抜けてしまうんですね。

「タイヤを交換しておいてよかった」というメールもいただきました。
私は番組で、別の「タイヤ交換」について話しました。
雪の時期を迎えて、夏タイヤから冬タイヤにする「タイヤ交換」ではなく、何年か使ってすり減ったタイヤを新品にする「タイヤ交換」です。
もう一冬乗るか、もう一冬もたせるか、思案のしどころです。
「タイヤの換えどきも、歯ブラシの換えどきも難しいですよね。歯ブラシも、毎日毎日使っていて、ブラシの毛先が開いてきて、そろそろとっかえようかなー、と思っても、なかなかふんぎりがつかなくて、ついつい使っちゃうんですよね」

歯ブラシは使っていても命の危険はありませんが、タイヤはそうはいかない。
以前、何シーズンか使った冬タイヤで雪道を走っていたら、急にスリップして対向車線に2回、はみ出したことがあります。
幸い、対向車がなかったので無事でしたが「こりゃだめだ」と思って、翌日タイヤショップに急行、新品に替えたら、スリップしなくなりました。早めの交換が大切だ、と身にしみた出来事でした。

「タイヤの換えどきも、ピッチャーの換えどきも、難しいですよね」という変化球のメールは、「みどりガメ」さん。
ピッチャーなら、160球完投した翌日、気力でまた登板して有終の美を飾ったりしますが、タイヤは気力で換えちゃいけませんよ。根性でスリップは防げません。「早め早め」がキーワードですね。

2013年11月11日

ピアニスト・佐藤卓史さん

いつもより早い初雪が降る中、スタジオにいらしていただいたゲストは、秋田出身のピアニスト・佐藤卓史さんでした。

4歳でピアノを始め、東京芸大を首席で卒業、7年間のヨーロッパ留学を終えてこの夏帰国、ふるさと秋田のアトリオンでコンサートを開いたその翌日、東京に戻る直前に、スタジオに寄っていただき、お話を伺いました。

子どもの頃、練習に励んだかどうか聞くと「練習は嫌でした(笑)」とサラリ。
でも、天性のものがあったのと、やはり練習も積み重ねてのことでしょう、十代で音楽界の注目を浴びるようになりました。
自炊もしながら暮らした留学、ウイーンは音楽の都で、ベートーベンの歩いた散歩道を、自分も歩いてみたとのこと。
佐藤さんはベートーベンを好んで演奏します。秋田でのコンサートも、「月光」など、オール・ベートーベン・プログラムでした。
その佐藤さんが、今度はシューベルトを集中的に取り上げていきたい、という希望を語ってくれました。
「ベートーベンは『強い人』だと思うんです。でもシューベルトは、人間の弱さ、優しさが感じられます。そういうシューベルトを弾いていきたい」

佐藤さんは話し方が明晰で、思うこと、考えていることがまっすぐに伝わってきます。
ベートーベンは「楽聖」と言われ、耳が不自由になっても作曲を続けたエピソードが残されていますが、シューベルトは、交響曲が未完成に終わったり(でもその曲がまた有名にもなったのですが)、作風もまた異なります。それを「強さと優しさ」で対比させている佐藤さんの感性。どんな演奏になっていくでしょうか。
そのシューベルトを、佐藤さんは、長い月日をかけて、順々にステージにかけていくとのこと。

もう一つ、佐藤さんが熱をこめて話していたのは、アトリオンのこと。
ふるさと秋田で、十代の頃にステージに上がったのもそうですし、留学後のコンサートもアトリオンでした。
寄せる思いは、格別のようです。

いつの日か、アトリオンで、佐藤さんが弾くシューベルトを聞いてみたいものです。

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved