賀内です。

元かぐや姫の山田パンダさん、昨日の森岳温泉での特別番組に出演することから電話インタビューしたことは、8/12の「放送日記」でご紹介した通りですが、昨日は期せずしてもう一人、南こうせつさんも秋田にコンサートで来ていたのです。

「秋田のコスモス」さんは「客席はみんな立ちあがってました」と、コンサートの様子を伝えてくれました。
「神田川」とか「赤ちょうちん」とか、名曲の数々を歌ったんでしょうねえ。
「秋田のコスモス」さんは「昔、東京に住んでいた時、神田川を見に行ったことを思い出し、胸キュンになりました」と、思い出を語ってくれました。
「窓の下には神田川」というフレーズが、当時のヤング（古い）の心をとらえていたのです。

さだまさしの「檸檬」という歌があります。
「食べかけの檸檬、聖橋から放る」という一節があって、聖橋というのは東京の御茶ノ水駅近くにかかっている橋ですが、私も、東京に住んでいた頃、聖橋の実物を見たいと、それだけのために電車に乗って御茶ノ水に行ったことがあります。
フォーク、ニューミュージック世代の、ささやかな思い出です。

賀内です。

あの大雨から一週間、今度は夏空が続いて、秋田市などで6日連続の真夏日を記録しました。

そんな中、きょうの特集は作曲家・小林亜星。
1932年8月11日生まれの81歳。その巨体がまず有名ですが、アニソン（アニメの主題歌）、CMソングなど、もう何千曲もの作品があるのです。

今日ご紹介したうち、アニメのテーマは
・ガッチャマンの歌
・ひみつのアッコちゃん
・魔法使いサリー

と、堂々たるラインナップ。
朝のテレビ「ZIP！」で放送されていた「ガッチャマン」の、しょうもないセリフを苦笑しながら思い出す方もおありでしょう。
そして、「女の子魔法アニメ」の両輪とでもいうべき2作品。
鏡もほうきも、どの家庭にもあるもの。それが魔法につながっていく設定が素晴らしいですね。
昭和の女の子は、お母さんのコンパクトを持ちだして「テクマクマヤコン」と言ったり、ほうきにまたがってサリーちゃんを気取ったもんです。
そのアニメを彩ったのが、小林亜星のメロディだったのです。

CMソングとなると、枚挙にいとまがありません。
・どこまでも行こう（ブリヂストン）
・人間みな兄弟（サントリーオールド）
・ブルーダイヤ（ライオン）
・積水ハウス
・ふりむかないで（ライオン）
・モクセイの花（日本生命）
・この木何の木（日立）
・ちょっとうれしいカローラ（トヨタ）
・新三共胃腸薬・顆粒
・ファミリーマート

積水ハウスは1970年から、日立の「この木なんの木」は1973年から、今でもテレビで流れている超長寿CMソングです。
ハニーナイツが歌う「ふりむかないで」は、1972年、ライオンがシャンプーのCMを制作するとき、特定のモデルを使わず、全国縦断ロケを行って、その街のお嬢さんが登場する、そのCMの歌でした。
街を歩く女性に「ちょっと後ろを振り返ってください」と声をかけるCMです。
これ、秋田でも撮影されたことがありまして、以前「あさ採りワイド」でこのCMの話をしたとき「秋田市の広小路で、結婚前のうちの妻が声をかけられた」という、なんともすばらしいメッセージが届いたことがありました。
あっちにも秋田美人、こっちにも秋田美人。秋田を訪れたCMスタッフは誰に声をかけようか、迷ったかもしれません。

後年、小林亜星さんは「商品はどんなかたちであれ、人を幸福にするためのもので、だったら自分も、人を幸福にするCMソングを書こう」と心に決めた、と述べています。
そうですよね。お酒を飲んでも、シャンプーして髪をきれいにしても、人は幸せな気持ちになります。
日本の高度成長期、新製品が次々に発売され、そのCMも話題になりました。
まさに、時代とともに歩んだ作曲家だったのです。

今度は誰の特集になるか、お楽しみに。

毎月2回放送している『秋田ヲ叫べ★ノーザンハピネッツ』。
今回のゲストは、広報の櫻井うららさんです。

高校時代までバスケットボール選手として活躍していた櫻井さん。
卒業後、いったんバスケットから離れ生活していましたが、故郷でハピネッツが盛り上がりを見せているのを知り帰郷、ハピネッツ入りを決断したそうです。

今日のうららさんは、腕が日焼けして真っ黒！
＜どうしたんですか―？>

男鹿の寒風山でのチームのトレーニングに参加して、選手と一緒に頂上までの急坂を登ったとか。
気持ちが熱いですね！

いつも選手のことを考えているうららさん。
先日、（ハピネッツの事務所近くの）竿燈の会場でお会いした際は、財布片手に、「選手やスタッフに頼まれて～～」と屋台に走っていました。みんなに頼りにされているんだなあ。
私たち取材する側も、大変お世話になっているんですよ。
これからも、チームのホットな情報をよろしくお願いします。

来るべきシーズンに向けては、日本人も外国人選手もともに新規選手獲得が順調に進んでいるとのこと。
10月のホーム開幕・東三河フェニックス戦が、ますます楽しみになってきました。