鶴岡です。

10月16日はボスの日。
アメリカでは、ボス（上司）を昼食に招待したり、プレゼントを贈ったりするのだそうです。
もともと、1958年（昭和33年）、アメリカのある実業家の子どもが会社経営に精を出す父親のために作った日です。経営者と部下の関係を円滑にするためということです。

ボス、というと思い浮かべるのは何でしょう？
石原裕次郎さん？
そのイメージも強いのですが、もうひとつ。
缶コーヒーブランド「BOSS」も、そのCMのおもしろさで有名ですよね。
少し前は、「LOVE」の曲に「ボス」ということばを入れた日本語詩を歌いながらいろんな方が出演していましたが、現在は、なんといっても トミー・リー・ジョーンズです。

宇宙人という設定の ジョーンズが、地球人の様子を観察して「この惑星の住人は...」という報告をします。今日は、そのCMに使われた曲を、CMナレーションを賀内さん担当で紹介しました。

実にいろんなジャンルの曲が使われていますから、金曜日には珍しく演歌もかかりました。どのシリーズが好きだったかというメッセージもいただきましたが、賀内さんのナレーションへの反響も大きかったですね。先日は、小林克也さんにも似てる！と話していたのに、まだまだ 賀内さんには、秘密の「技」がありそうです。

賀内です。

高校駅伝が10月18日（日）に行われます。
ABSではレースを毎年中継でお送りしていますが、きょうの「あさ採りワイド」では、田村アナウンサーが駅伝の見どころ、聞きどころを解説しました。

スポーツの秋、わが社のアナウンサーも、大忙しです。高校駅伝のあとは、10月31日（土）に高校ラグビー、翌11月1日（日）は高校サッカーの中継があります。
アナウンサーは、試合や練習の様子を見に取材に出かけたり、コースの下見に行ったり、社に帰れば放送用の資料をパソコンで作ったりの毎日です。

もちろん、ニュースや番組に休みはありませんから、そうしたレギュラー仕事の合間をぬっての準備作業が続きます。

きょう解説を担当した田村アナは、スポーツ中継百般をこなす「マルチスポーツアナウンサー」ですが、自分の準備だけでなく、後輩の指導・養成も大事な仕事です。ある年田村アナは、駅伝の中継が初めてだという後輩の女性アナを連れて駅伝の中継所に出向き、後輩にはマイクを持たせ、自分はその前で疾走した、ということがありました。選手が走っている様子を実況する練習台として、自分が走ってみせたのです。
このように、先輩後輩が一緒になって、放送の準備を進めています。「順位やタイムを正確に」「動きをきちんと伝えよう」「ここでこうなったら、こう言おう」
...選手だけではなく、アナウンサーもまた、自分との闘いをしています。スポーツ中継は、もちろん選手が主人公ですが、試合やレースの様子を伝えているアナウンサーにも、あわせて目を向けていただければ幸いです。