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2012年8月30日

2012年8月30日(木)

鶴岡です。

賀内ANお休みのため、清家ANとともにお送りしました。
清家ANとのコンビだと、どうしても食べ物の話が多くなってしまいます。
食べ物の話になると、私も清家ANもどうも声色も声量も変わるようです。きっとラジオをお聴きの皆さんには、それが伝わってしまうのでしょう。

そんな中、RNとっぴんぱらりのぷうさんから、「とっぴんぱらりのぷう」って知っているかどうか?というメールが届きました。私は幼い頃よーく聞いた言葉です。
民話や絵本の読み聞かせの後に、「とっぴんぱらりのぷう」でしめるのですよね?
調べてみると「秋田県地方において、昔話等の物語の最後を締める言葉。結語。」とあります。
ちなみに、青森だと「どっとはらい」。
岩手では、「どんど はらい。」「どんとはれ。」
そのほかには、
「どんぴこからりん、すっからりん。」
「 まっかひとむかし。 」
「これで、むかしっこおわり。」
なんていうのもあるそうです。

ずっと全国共通なのかと思っていました。
清家ANが知らないというので、やっぱり若いなぁと思っていたら、「とっぴんぱらりのぷう」は、秋田だけだったんですね(笑)。

2012年8月24日

2012年8月24日(金)

賀内です。

8月22日の夜、秋田県民会館で、ABS秋田放送主催の「佐渡裕&シエナウインドオーケストラ」演奏会が開かれました。
佐渡さんといえば、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニーも指揮した、いま日本で最も注目されている指揮者です。
2年前の秋田公演と同様、今回もチケットはたちまち完売、人気のほどがうかがえます。
そのコンサート、私は秋田県民会館の場内放送を担当して、演奏を舞台袖から聞いていました。

「佐渡裕&シエナ」の演奏会では、恒例のお約束があって、それは、「お客さんも演奏するアンコール」です。
楽器ができる人は楽器持参で入場し、演奏会の最後に楽器を持ってステージに上がり、佐渡さんの指揮で、マーチの名曲「星条旗よ永遠なれ」が演奏できるのです。

いよいよラスト。佐渡さんの「楽器を持ってきた人はどうぞステージへ」の呼びかけに、楽器を手にした子どもも大人も、ぞろぞろと通路を舞台に向かいます。一抱えもあような重いチューバを抱えた人もいます。

いるいる!100人近いプレーヤーが舞台を埋めつくし、本隊のシエナの人たちの姿が隠れてしまいそうです。
その光景を舞台裏から見ていたシエナのスタッフが「すごいねえ」と一言。
「ほかの地域より多いですか?」と聞くと「多いですね」。

佐渡さんの指揮棒が一閃。事前練習も全くない「シエナ&オール秋田チーム」による、一期一会の演奏が始まります。
これがまた、一発本番とは思えないような演奏。息がぴったりです。
佐渡さんの指揮がすばらしいのか、秋田チームの腕がいいのか、もちろん、その両方でしょう。
もうみんな、これで「佐渡裕の指揮で演奏した」と、一生自慢できるのです。

曲の最後の音が「ジャン!」と響くと、会場内は大きな拍手。
佐渡さんも、シエナの皆さんも、楽器を持って舞台に上がった地元の人たちも、客席のお客様も、みんなみんな一緒になって作り上げた、すばらしい演奏会になりました。

県民会館を出ると、夜になっても30度近い暑さでした。
中も熱いが外も暑い!

千秋公園のお堀に咲いているハスの花を眺めながら歩いていると、頭の中でさっきの名演が何度もプレイバックしてくるのでした。

いい一夜だったなあ。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

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