COPAなまはげ
ABS news every.取材記 2014.8.7(木)
サッカーのリーグ戦、第1回COPAなまはげが行われました。
初めて知ったのは「COPA」という言葉、スペイン語で杯(カップ)という意味なんですねー
だから直訳すると「第1回なまはげカップ」という杯を争奪するリーグ戦です。
別に全国を目指すとかそういう大会ではありません。
今年初めて開催されたのです。
ブラウブリッツ秋田のジュニアユースチームが開催しました。
最近はサッカーも複雑で
「○○中学校のサッカー部」
「町のスポーツ少年団 クラブチーム」
「Jリーグのユースチーム」
中学生が既存チームに所属してサッカーをしようとすると、この3つの選択肢があります。
ただし、この3つはカテゴリーが違うため日常で戦うことは稀です。
中学のサッカー部は、どこまで行っても○○中サッカー部としか対戦しません。
スポーツ少年団のようなクラブチームは、やはりクラブチーム同士でしか試合を行いません。
J3リーグに所属するブラウブリッツ秋田もユースチームがあります。
Jのユースチームは「ユースチーム同士の大会」のみで争うのです。
(★過去の田村ブログ参照 13/07/18 BB秋田がユース設立へ)
そんな枠を越えて、ブラウブリッツ秋田のジュニアユースをはじめ、泉中サッカー部(秋田市)、ヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形村山、グロースFC(男鹿市)、青森山田中学校の6チームがリーグ戦を行うのがCOPAなまはげです。
カメラは秋田ステージ宮崎淳くん
とにかくカテゴリーを越えて切磋琢磨しましょうという、夏休みならではの大会だと思います。
青が泉中 黄色はモンテ
男鹿市総合体育館で開会式が行われました。
最近の小学生はいいですねー。
選手宣誓で「リスペクト」なんていう言葉を入れてくるんですから。
「リスペクト精神を持ち、最高の仲間と共に最後のホイッスルが鳴るまで決して諦めず、全力でプレーすることを誓います」
と宣誓しました。
(左)DF川田心(カワタジン) (右)FW原田拓真(ハラタタクマ)。2人で仲良く選手宣誓をしました。
ブラウブリッツの初戦は、東北でもトップレベルの攻撃力を誇る青森山田中学校。
青森山田中の方針は
「空いている選手もがんがん前に走ろう、ボールを触ってない人も走る動く事で相手にプレッシャーを与えるから」
という理由で、攻撃的なサッカーを目指しています。
青森山田中の木村和実コーチです
ブラウブリッツ秋田は、ポゼッションサッカーを目指しているので、どのくらいボールキープできるかが1つポイントでした。
ブラウブリッツ秋田のジュニアユースを担当する高橋理(オサム)さん。U-13に関しては監督です
試合は1-1の引き分けでした。5月頃、BBと青森山田が対戦したときは6-3で敗れたそうなんですが、今回は少しパワーアップしたのか、引き分けに持ち込みました。
男鹿総合運動公園球技場はきれいな球技場です
カテゴリーが違うチームが争えば、刺激が生まれますよね。
中学生もそうですし、ましてや県外のチームも招いた大会ですので、この大会を糧にしてまた自分のチームにもどって戦ってほしいと思います。
主催したブラウブリッツ秋田は来年は海外のチームを招いて大会を大きくしていきたいと話しています。
そうしたら、また取材に行きますよー
男鹿市は素敵な球技場をもっていますねー 人工芝っす
ユースだろうが他県だろうが、安心する一幕があります。
カメラマンと一緒にいて撮影していると、子供たちが
「ねえねえどこのテレビ? うつるの? 何時から?」
と矢継ぎ早に聞いてきます。全国共通です(笑)
なるべく多くの子供たちをテレビに登場させたいという思いはずっと変わりません。
開会式にはうつってたかな?
なまはげの郷と同時に、秋田の思い出になってくれればうれしいなと思います。