洋上風力発電
ABS news every.取材記 2014.7.31(木)
県内でも海の上での風力発電=洋上風力発電の取り組みが進められています。
7/31は風力発電を手掛ける大手企業の技術者を招いたフォーラムが県庁第2庁舎で開かれ、参加者が洋上風力発電に関わるビジネスチャンスを探りました。
色を合わせるためのホワイトをとるチョイ悪 菅原陽久カメラマン
県が開催した洋上風力発電のビジネスフォーラムには県内の企業などから約170人が参加しました。
日立製作所・清水建設・古河電気工業・東京電力という風力発電に携わる大手企業の技術者4人を招いての講演が行われました。
つまり、日本の風力発電の最先端事例などを紹介して
「おっ?もし秋田で風力発電やるなら、うちの企業も部品とかを納入できないかな?」
「うちコンクリート関係だけど、土台作るときにうちのコンクリを使ってくれないかな?」
みたいな参考にしてもらおうというフォーラムなんです。
現在、県内でも洋上風力発電の事業化に向けた取り組みが進められています。
暗いと撮影が大変なんです
県では海域の調査などとともに風車を建設した場合、県内の企業にどの程度の経済波及効果があるかなどを調査しています。
フォーラムで大手メーカーの担当者は、県内で風力発電を発展させるためには
「海沿いに大型部品の製造拠点を確保すること」
「部品メーカーの育成」
「メンテナンスを行う組織の構築」
が必要だと指摘しました。
資料を読むと専門的なことを記してあります。これを見て「うちの会社でも参入できるかも・・・」と考えるんでしょうね
県では、参加した企業に聞き取りをした上で、今度作成する洋上風力発電の事業化のロードマップに反映させる考えです。
パソコンで原稿を確認しながら編集イメージを膨らませる菅原陽久カメラマン「これなら暗くなる前のシーンだけでいけますよ」