ABS news every.取材記　2014.4.24(木)

全国の日本画の優れた作品を集めた「春の院展・秋田展」が秋田市のアトリオンで開かれています。
秋田魁新報社と日本美術院が主催しています。

実は毎年　院展のニュースを放送してきましたが、今回は初めて取材に訪れました。

アシスタントの佐藤香奈ちゃんとシニアマネージャーの伊藤明カメラマン

春の院展は、日本画壇の最高峰と言われる展覧会です。
全国を巡回して毎年開催されています。

4/12の名古屋を皮切りに、4/23の秋田→札幌→大阪→京都→山形→倉敷→福岡→広島→松江→神戸→新潟
てな順に全国を廻っています。

会場には、日本を代表する作家の作品など１３５点が展示されました。

具体的に言うと過去に文化勲章を受章した日本美術院の松尾敏男さんの作品など日本美術院同人の作品３２点と、
秋田県関係者の３人の作品を含む入選作合わせて１３５点です。

県関係者というのは
秋田市の佐藤悟さんの「光暈」
八郎潟町の小林司さんの「機心」
能代市出身で現在は岐阜県の可児市に住む平林貴宏さんの「表象と消費」
が展示されています。

ぜひ会場で日本画のすばらしさを感じてください。田村が好きなのは「ギャラリーフェイク」ぐらいのもんです

美術界では「どうじん」じゃなくて「どうにん」ってちゃんと言ってるんですね。
読み間違いじゃないですよ。

ちょい見せで、秋田市の佐藤悟（サトル）さんの作品「光暈（こううん）」です。
光暈とは輝くものの周りにみえる光の暈（かさ）のことです。
佐藤悟さんのご子息は剣道の有段者であり全国大会でも活躍している県南支局員です。

「光暈」。美術は難しいぞなもし

そのほか八郎潟町の小林司さんの「機心」
能代市出身で現在は岐阜県の可児市に住む平林貴宏さんの「表象と消費」が展示されています。

ちなみに太陽の周りに暈ができると雨が降るなんて言われていますけれど、あれは日暈（にちうん）と呼ばれるそうです。

「春の院展・秋田展」は05/04(日)まで秋田市のアトリオンで開かれています。
一般大学1000円　中高校生 300円　小学生以下無料です。

久しぶりに外に出たシニアマネージャー伊藤明カメラマン。すごく久しぶりに田村と取材に出かけました。テープとバッテリーの消費量が少なく大変勉強になります