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2013年07月11日

秋田の食べ物大集合@秋田テルサ

ABS news every.取材記 2013.07.03(水)

秋田県内には旨いものがたーっくさんあります。
それは農産物しかり海産物しかり、加工品だって郷土料理だって旨いものです。

県内の食品業者が、自慢の商品を「県内の宿泊施設や飲食店」に売り込む、「県産食材マッチング商談会」が07月03日(水)に秋田市御所野にある「秋田テルサ」の体育館で開催されました。
秋田県が主催しています。


お祭り騒ぎの食品見本市みたいな感じです


商談もあちこちで進んでいたようです

すごいんです。107の企業や団体がブースを設け、その各ブースを550人のバイヤーが見て回ったわけです。県外のバイヤーにも声をかけたそうで、今年は規模が倍以上になっています。

よく「マッチング商談会」ってありますよね。
関係企業が一堂に机を並べることで、自社に有益な何かを発見して、それがビジネスに発展する。

たとえば、大手自動車メーカーの担当者が「新車のアイデアがないかなー」と日々頭を悩ませていたとき、マッチング商談会を訪れました。そこで、ある流線型の工芸品を見て「これだ!これをうちの車のパネルに取り入れれば高級感が増すぞ!」なんていう具合に閃いて商談に発展することもあります。
その食べ物バージョン商談会だと思ってもらえればわかりやすいと思います。


青森出身のカメラマン竹内誠さんが撮影しているのは、由利本荘市の「あぐり大内」が栽培する「グラパラリーフ」。
竹内カメラマンも説明を聞いたのち


あっ!!しかもフラッシュ付き

秋田県といっても広うございます。特産品・加工品・農産物・海産物すべてを把握するのは不可能に近い。そこでおいしいもの変わった食べ物が一堂にある場所にくれば、新しい料理のインスピも湧いてくるっていうものです。


竹内さんが撮影しているのは、北秋田市米内沢の(株)しらかみファーマーズの商品。
白神フルーツ黒にんにく」という甘酸っぱさが特徴の、文字通りフルーツのようなニンニクです。
生にんにくを醗酵させ、さらにじっくり蒸しあげた逸品。甘くてにんにく特有のにおいがほぼ感じられません!
土壌改良材として注目されている十和田石の石粉・石粒を使い、地元の有機堆肥を大量に使用した土から生まれたニンニクだそうです。

特に今年は10月に大型観光キャンペーン 秋田DC=秋田デスティネーションキャンペーンが控えています。
来年は国民文化祭も開催されますし、これから秋田を訪れる県外のお客さんも増えると見込まれます。

だから宿泊施設やレストランの関係者を多く招いたんです。


コミュニティ菓子工房KIMIKO おおだてワンディシェフの店畑沢貴美子さん。おいしいシフォンケーキを作ってくれました。
「秋田ふき粉」を利用して「秋田ふきシフォンケーキ」を作っているんです。畑沢さんご夫妻、ラジオが好きで田村が出ていたころの「ごくじょうラジオ」もよく聞いてくださってたそうで、ありがとうございます。「秋田ふきめん」もございます。

せっかく秋田に来て秋田の食べ物を食べようと思ったのに
「こちら北海道で獲れたジャガイモをベースにしてます」
「いきのいい越前ガニが入ったので・・・」
「山梨でつくっているのを仕入れてるんですよー」
なんて言われたら若干 興醒めしますよね。

質が悪いとかそんなんじゃなくて、アメリカに行ってお土産買ったら「MADE IN JAPAN」だったみたいな・・・

「みんなで地の物をたくさん観光客に提供して、秋田というものをもっともっと印象づけて、そして秋田県のリピーターになってもらいたい」と、そんな思いはみなさん持っていると思います。

観光収入が大事な秋田県としてはもっともっと秋田をPRすべきなんでしょう。


合資会社・六郷製パンの「名水らすく」。
六郷の名水で育ったあきたこまちの玄米やアスパラガスを名水酵母と日本最古の江戸酵母を合わせ、パン生地に練りこみ焼きたてをラスクにしたお菓子です


県の秋田うまいもの販売課。まるごと売り込み班 大友義一(ヨシカズ)班長。インタビューに答えてくれました

楽しい食べ物もたくさんありましたー

ブース数は 2012年・・・ 48軒 2013年・・・107軒 (昨年比 223%増)
来 場 者は 2012年・・・161人 2013年・・・550人 (昨年比 342%増)
商談件数は 2012年・・・ 60件 2013年・・・418件 (昨年比 697%増)

契約成立は 2012年・・・ 37件 2013年・・・ 41件

あれれ? 規模がこんなに拡大したのにわずか41件????

これは3日の午後5時での集計時点での契約成立数なので、まだ41件しかないんです。みなさん、会社やホテルに帰ってじっくり考えてから契約という方もいるでしょうから。
県の担当者は「これからじわじわ増えていきますよ」と話していました。


東北共立 カメラマン 竹内誠さん。かっこよく撮影してくれました

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