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2020年08月26日

大曲の花火

新しい形での1回目になった、今年の24時間テレビ
わたしは初日の土曜日、大仙市大曲にいました。
全国各地で一斉に花火を打ちあげる【日本の花火「エール」プロジェクト】があり、その打ち上げ会場のひとつ、大曲での打ち上げの様子を中継するためでした。

響屋大曲煙火 齋藤 健太郎さん
大仙市出身の俳優 柳葉 敏郎さんとご一緒しました。

花火師の齋藤さんによると、花火業界は、去年に比べ売り上げが8割~9割ほども減っているといいます。
ご自身たちも大変な中で、それでも「見てくれる人を元気にしたい」という花火師のみなさんの心意気をひしひしと感じました。
例年は人で、花火の筒であふれかえる河川敷ですが、今年は茶色と緑の地面がむき出しに。

河川敷

そんな景色を見つめて齋藤さんがぽつりと呟いた「寂しいですね」という一言に、全ての思いが詰まっていたような気がします。

柳葉さんとは何度かご一緒しているのですが、いつもいつも優しく、ムードメーカーのように現場を笑顔にしてくださいます。
花火業界の今を取材され、一斉花火の大曲での打ち上げの点火を、高らかにコールしてくださいました。
柳葉さんの点火宣言とともに 高く、美しく打ちあがった花火を見た瞬間、花火師のみなさんの思い、大曲のみなさんの思いを体いっぱいに感じまして出番を終えたわたくし、花火を見上げながら泣きました(笑)
気が付くと、隣にいた柳葉さんも涙を拭っていて、
「こうしていつもみんなの心に届く花火が上がっているんだなあ」と思うとますます泣けてきて大変でした。

テレビをご覧のみなさんは、大曲始め、全国の花火をいくつか見ていたと思いますが私たちは大曲のみなさんと一緒に、大曲の花火を3分半、堪能しました。

近隣にお住まいのみなさんを中心に、
しっかりとソーシャルディスタンスを保ちながら花火に見とれた3分半。
打ち上げが終わったあと、中継も終わったあと、
花火師の齋藤さんは、「ああやって、花火師に感謝を伝えてくれるんです」とカメラのさらに後方を手でさしました。
視線を向けると、雄物川を挟んで打ち上げ場所の反対側で、打ち上げを見守ったみなさんがスマートホンのライトやカラフルなペンライトを、大きく左右に振っていたんです。
改めて、大曲の皆さんがいかに花火を大切に思っているかを、そしていかに花火師のみなさんに感謝しているかを、噛みしめた光景でした。
夜空に打ちあがった大輪の花と同じくらい、とてもとても綺麗な光でした。

来年こそ、全国で夏祭りや花火が開催されますように。
大曲の花火が、全国のみなさんに、目の前で楽しんでもらえますように。

3人

1年後、楽しい夏を迎えられますように、と願わずにはいられません。
柳葉敏郎さん、心のこもった点火宣言と、力強い「悪疫退散!」のお言葉、ありがとうございました。
齋藤 健太郎さん、大変な状況の中で魂を込めた紫の新色花火、涙が出るほど美しかったです。

そして、花火師のみなさん、大曲のみなさん、
24時間テレビに携わってくださったみなさん、
募金をお寄せいただいたみなさん、
本当に本当にありがとうございました!!

ひとり花火

中継前、ひとりで花火を堪能する関向をスタッフが撮影していました(笑)
この夏のベストショットです!

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