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2013年6月4日

秋田大学×ルレオ工科大学@秋田大学

ABS news every.取材記 2013.05.09(木)

5/9(木)秋田大学に取材に行ってきました。

内容は「秋田大学がスウェーデンのルレオ工科大学と国際交流協定を結ぶ調印式」の取材です。


調印式 すいません暗くて 逆光気味でした

秋田大学はちょっと前まで「鉱山学部」がありました。
といっても地下資源だけを研究しているわけではなく、他大学の「理工学部」にあたる名称が歴史的に「鉱山学部」になってただけです。

秋田に来た当初は面喰いましたが・・・

いまでは「工学資源学部」になっています。
秋田大学は地下資源の研究に力を入れていることから、世界トップクラスのスウェーデンの工科大学と協力関係を結ぶとのこと。
今後は 教授や生徒の交換留学などの交流を予定しています。

秋田大学によると「ルレオ工科大学」はスウェーデン北部の大学で、1971年に設立されスウェーデンでもっとも古い工学系大学だそうです。 
学生数は約16000人。ルレオのロドニー・アレン博士が2000年に当時の秋田大学の小口教授の指導の下で、北鹿地域の黒鉱を調査したことに遡ります。

秋田大で9日開かれた締結式では、吉村昇学長とジョハン・ステルツ学長が協定書にそれぞれサインしました。秋田大学の国際交流協定校はルレオで44校目。国際化が進んでいます。


ジョハン・ステルツ学長と吉村昇学長
 左右どちらがどの大学の学長かは、記さなくてもわかりますよね・・・

ところでいつも思いますが、なぜスウェーデンなのか?
国内でトップクラスの資源の研究がある秋田大学では何が不足なのか?

実は地球の地下にもいろいろあるんです。

日本の地下は 火山活動などでできた1500万年前の比較的あたらしい地層
スウェーデンなどヨーロッパの地下は数億年前にできた古い地層

つまりスウェーデンでは古い地層の研究が盛んに行われていて、日本はその逆だということ。その両大学が握手をすれば研究も進むってわけですね。こういうことはサイエンスの発展のためにも、どんどんお互いのいいところを吸収してもらいたいものです。


みんなでパチリ おっ 元朝日新聞記者の高橋さんもいらっしゃいます(笑)

んでスウェーデンについて記述します。

だめですよスウェーデンて聞くだけで ○○○○。○○なんて思いついちゃ。
日本に住むスウェーデン人も迷惑しているはずです。

学長にもインタビューしようと思ったので、ネットで情報を仕入れて取材に行きました。こういう外国人の取材のときは必ず最低限の挨拶をネットで覚えてからインタビューに行きます。

覚えたのは2つ

hej(ヘェイ) 目上も年下も男女もOKの万能挨拶
Tack sa mycket(タックソミッケ)どうもありがとうございます

今回の調印式にスウェーデン語←→日本語の通訳がいるかと思ったのですが、いませんでした。よく聞くと調印の挨拶もすべて英語で行われていたんです。英語はもはや世界の共通語ですからねえ。

吉村学長じゃない学長にも質問したかったので、とりあえず英語で質問を考えて、質問をぶつけました。でもヒアリングは大の苦手で全く聞き取れません・・・

「いいやどーせ質問だけ投げかけて、帰ってきてから国際教養大学出身 報道部の菅原真梨子ちゃんか、小さい頃アメリカにいたアナウンス部の松井梨絵子ちゃんに翻訳してもらおう」と思って拙い英語で質問しました。

意気揚々と会社に帰ってきてからさあ大変!菅原真梨子ちゃんは休み、梨絵子ちゃんも休み・・・ 編集室から真梨子ちゃんに電話をして「いまから取材してきたテープを流すから訳して」って、英語が得意な真梨子ちゃんの協力を得ながら原稿を仕上げました。

そうそう、スウェーデン 漢字で書くと「瑞典」ですって。かなり当て字ですね

こんなとき流暢に英語が喋れたらなあなんて思います・・・

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