2024年1月7日
大正7年創業コロッケの味を伝える頼もしい4代目・福島智哉さん
この日のゲストは、男鹿市船川港にあるお肉と総菜の店「グルメストア・フクシマ」の4代目、福島智哉(ふくしま ともや)さん40歳です。
仕事中、大急ぎで飛んで来てくれたような出で立ちで、ワークキャップが良く似合ってます。
一番人気のコロッケは、大正7年に東京品川で肉屋を創業当時、初代福島秋太郎さんが考案したのだそうです。
その出来たばかりのコロッケを、スタジオまで持って来てくださいました。
ウーン!美味しい!素朴で優しさを感ずる懐かしい味…。大正時代の人たちにとっては、きっとハイカラで高級な食べ物だったんでしょうね。
お父さんには子供の頃からよく山に連れて行ってもらったそうですが、ご両親はいつも自分の好きな事をやりなさい!と言っていたそうです。その言葉通り、大好きなバスケットボール、吹奏楽部、山岳部、バンド活動…。
学生時代も社会人となってからも好きな事は何でもやってきました。しかし、外に出れば、男鹿という場所がどんなに素晴らしいところなのか、男鹿の価値を知ったという智哉さん。
お店に行ってびっくり!お肉屋さんなのにジャズやソウルのレコードジャケットが飾っていたり、ローストビーフ・ソーセージ・ステーキ・ハンバーグ…など、商品が全て手作り。必要な分だけ量り売りしてくれて、全てが面白いんです。
お母さんはとにかく明るくて、コロッケのパン粉つけるのが得意で秘密の技をお持ちです。
男鹿にこんなお肉屋さんがあったなんて、もっともっと早く知りたかったわ。ご家族みなさんが持っている感性がお店を魅力的にしているんですね。そして今度は、幼馴染みだったという奥様にもお会いしたいと思うMichikoでした。