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2021年8月22日

80歳なんて信じられないほどハツラツとしていて、尊敬し目標とする人生の先輩・児玉キミ子さん

児玉キミ子さん

8月22日においで頂いたのは、日本フラメンコ協会正会員・創作紙粘土協会「人形と花づくり」師範の児玉キミ子さん(80歳)。
児玉先生の好きなところ、尊敬できるところは、常に前を見ていて、やりたいことには何でも挑戦!若い世代の方たちの意見、発想や行動にも興味を示し、好き嫌いなく何でも食べ健康的、どんな場所でも楽しめ、しかも、家事は完璧にこなす。そして、背中の線がきれいでスタイルがよく、手先が器用!お喋りしかないMichikoの相手も楽しんでしてくださる。
書き出したらきりがないほど、チャーミングで目標にしたい方なんです。

児玉キミ子さん

児玉キミ子さん

児玉先生は1941年5月5日生まれ、土崎空襲の時は4歳でお母さん手作りの細長い頭巾をかぶせられ、穴蔵(防空壕)のようなところに入った記憶はあるが、こわいとかそういう感情は記憶に残ってないとの事。小学生の頃は、学芸会で、舞台の中心で踊っていたそうです。絵を書くのも好きで、家で頼まれた着物をつくるお針子さんをするお母さんのそばで過ごしていたようです。きっとこれが創作粘土の師範までに達した児玉キミ子さんの手先が器用な土台作りになっているのでは?と思うのです。お父さんは軍人で超まじめで厳しい方。戦後は、帝国石油に就職。そのため転勤で、家族はいろんな場所で生活していたようです。

児玉キミ子さん

フラメンコや紙粘土の教室のほかに、興味があれば自分のために勉強する日もあってほとんど毎日スケジュールでいっぱいの児玉さんですが、ご主人のために、手料理はじめ家事は完璧にこなしています。社交ダンスの会場で知り合ったのがきっかけで、24歳で結婚!ご主人は長男で家族も多かったそうですが、結婚の条件として「独身時代に好きでやっていたダンスやバレエはそのまま続けさせてほしい。お母さまには、食事の支度だけしていただいて、そのほかの後片づけや掃除などは全て自分がします。」と約束させてもらって、義父母が亡くなったあとも、今だその約束を実行しているのです。そんな歴史があるから、今の生活が、できるのですね。

フラメンコ

最後に児玉さんは、お若い人たちに「ダイエットなんて体にいいわけがない。好き嫌いなく食べること。なるべく自分で作って食べることが大事。」児玉先生のように全身を使って生活していれば、どんなに食べてもブヨブヨにはなりませんよね。( ´艸`)
ご主人の言葉にも、感動しました。「友人から誘われたら、よっぽどのことがない限りお付き合いをしなさい。何よりも友人は大切なもの。」とおっしゃったそうです。なんて心の大きな、すばらしいご主人でしょう。児玉キミ子先生の輝きの元は、ご主人との出会いから始まった気がしました❣

児玉キミ子さん

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